サングラスと遮光眼鏡の相違 まぶしいを解消
サングラスレンズカラーと遮光レンズカラーをかけ比べればその違いは体感できますが、実際には難しいところはあります。ただ、めざそう快適なメガネ 遮光レンズ 13で病院(眼科)での臨床的には効果があることは文献で報告されています。
遮光眼鏡はまぶしさの要因となる500nm(ナノメートル)以下の短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた特殊カラーフィルターレンズです。
サングラスを掛けてもまぶしい!
メガネの問題点 <参考引用文献:眼鏡調整の達人より引用>
強度近視だったNさんは、30年ほど前に右目の網膜剥離手術を受け、10年前に左眼PEA(超音波水晶体乳化吸引術)、2年前に右目のPEAと眼内レンズ挿入を施行されましたが、半年前より左眼に血管新生黄斑症のため傍中心暗点が出現し、最近になって増悪してきたため、光線力学療法目的で当科を紹介されました。外ではまぶしいのでサングラスを掛けていると言います。
患者さんデータ Nさん、53歳、女性。
RV=0.2(0.2×Sー0.75D C-1.750 Ax180°)
LV=0.2p(0.6P×Sー2.00D C-0.50D Ax40°)
近視性網脈絡膜萎縮(両眼)、限局性陳旧性網膜剥離(右眼)、眼内レンズ挿入眼(右眼)。人工無水晶体眼(左眼)、血管新生黄斑症(左眼)。
手持ち拡大鏡ではっきり見える?
診察を受けたNさんは、近視性の脈絡膜新生血管(CNV)があることと視力が比較的良好なために、光線力学療法(PDT)の適応ではないと診断されました。しかし「最近は新聞も見えにくい」という訴えがあり、主治医から近用眼鏡を試してほしいとの指示が出ました。
遠見では、右眼はSー0.75D Cー1.75D Ax180度で、左眼はSー2.00D Cー0.50D Ax40°で最良視力を得られるので、それをもとに近用眼鏡を一応試してみました。しかし、やはり自覚的にはレンズを入れても裸眼でも変わらないということでした。
倍率は不明ですが、手持ちの拡大鏡を持っておられました。そして、それも見えにくいということでした。数種の拡大鏡を試用してもらったところ、明るくてハッキリ見えることから、エッセンバッハの「LEDライト付き角型ルーペ」(3.5X/10D)の処方を希望されました。
サングラスと遮光眼鏡の違い
サングラスレンズカラーと遮光レンズカラーのよく似た色目で、見え方の比較すると歴然と見え方の違いがわかります。
黄斑部に変性ががあると、「まぶしい」と訴える人が多くいます。Nさんにも「屋外でまぶしくありませんか?」と聞いたところ、「外に行くとまぶしいので、サングラス(濃度は不明)を掛けています」とのことでした。
また、「そのサングラスでまぶしさは取れますか?」との問いには「掛けないよりは楽です」ということでした。そこで遮光眼鏡も試してみることにしました。(東海光学STGフルトライアルキットを使用)。
視力検査室では「CCP400LGが目にやさしい」と言われました。屋外に出て再度試したところ、やはりCCP400LGがまぶしさが取れるということで、自覚的に最良でした。その直後、再び持っていたサングラスを装用してもらったところ、「うわ~まぶしい!!」と叫ばれ、周りにいたスタッフたちも遮光眼鏡の効果に驚きました。
写真(図1)ではわかりにくいかもしれませんが、見た目にもCCP400LGよりサングラスの色のほうが濃いのです。このことでNさんは、サングラスと遮光眼鏡の違いを改めて知ることになりました。はじめに、サングラスと遮光眼鏡の違いを説明して検査をスタートしたので、「よくわかりました。これまで遮光眼鏡なんて聞いたことがありませんでした。すぐに作ります」とうれしそうに話されました。
驚きと感動の遮光眼鏡
偶然ですが、この翌日に以前当科で研修を受けたG病院の視能訓練士から同じような報告がありました。63歳の女性で両眼に白内障があって、右の矯正視力は(0.6)、左は(0.8)ですが、かなり濃いサングラス(濃度は不明)を持っているのに、「まぶしさがつらい」との訴えで来院したようです。
こんな濃いサングラスを装用しているのに、と半信半疑で屋外で遮光眼鏡を試したところ、東海光学のCCP400MGで「これでいい!!道路の向こうの看板の字が見えます」と大喜びし、処方したそうです。G病院がトライアルキットを購入した直後の出来事で、「本当に驚きと感動です」と連絡を受けました。
遮光眼鏡の有効性がわかってきた
遮光眼鏡は、はじめは網膜色素変性症の羞明感を軽減し、明暗順応を助けるために開発されました。しかし、眼科領域全般で「羞明」を伴う疾患が多くあり、さまざまな疾患に遮光眼鏡が有効であることがわかってきました。
その要因は、遮光レンズのカラーバリエーションが増えてきたことと、安価で手軽なトライアルキットができたことだと思います。
しかし、まだ遮光眼鏡の効果が眼鏡店に十分理解されていないこともあって、遮光レンズメーカーだけでなく、色まで指定したにもかかわらず、よく似た色のサングラスを枠入れした眼鏡店もありました。
参考引用文献:眼鏡調整の達人より引用
監修:管澤淳
著:澤 ふみ子
取り扱い店舗:
眼鏡をかける方々はお一人おひとりお顔立ち、見るための眼鏡レンズ度数、ライフスタイル等は違うことを前提に、当店は、特に40歳の方で近視度数が凹4.00D位の視生活の質を向上させるの選択肢として、跳ね上げ式メガネのご提案をさせていただいています。
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。
眼鏡専門店として最先端の技術をを取り揃えて「快適なメガネ」をご提案いたします
眼鏡専門店メガネのアマガン センター店の取り組み!
●読売新聞朝刊に当店の取り組みの取材を受け掲載されました・・・こちらへ
●毎日新聞朝刊に当店の取り組みの取材を受け掲載されました・・・こちらへ
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●日本眼科紀要会(日本の眼科学雑誌)への寄稿協力依頼を受けました・・・こちらへ
●週刊ゴルフダイジェストの取材を受けました1⃣・・・こちらへ
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[公開日] 2026年09月25日
カテゴリー:メガネ一覧,眼鏡屋




















