メガネ修理&サングラス修理|兵庫県眼鏡専門店
メガネ修理、サングラス修理は長年培った技術が必要です。お気に入りのメガネフレームやサングラス、プレゼントでいただいた眼鏡フレームやサングラス、形見で残しておきたい思い出のK18(金)や鼈甲や白金、セル素材等の壊れたフレームは、ほとんどの場合はメガネ修理は可能です。諦めないで下さい。
メガネフレームやサングラスフレームの上から座ってしまって、眼鏡枠やサングラスフレームの真ん中(ブリッジ)で折れたり、経年劣化で何もしていないのに折れたり、眼鏡を掛けようと思ったらいつの間にか鼻に当る部品が無くなっていたり、お気に入りのメガネやサングラスが壊れることがあっても殆どの場合メガネ修理、サングラス修理は可能です。
当店においてメガネ修理の多い箇所
目次
1)クリングスの修理
2)智部の修理
3)ブリッジ部の修理
世界でたった1本のお気に入りのメガネやサングラスが、ちょっとした不注意で踏んだり、落としたり、引っかけたり、何かの拍子でお気に入りのメガネやサングラスが壊れて残念に思ったことはないですか?・・・
また、長年愛用している眼鏡、買って間もないメガネフレーム・レンズが高額だったので何とかしたい、かけ心地がいいメガネだったので何とかしたい、おしゃれなサングラスを不注意で踏んでしまった何とかしたい、さまざまなケースで愛着のあるメガネを壊してしまうことがあります。ほとんどの場合修理は可能です。(フレームの素材によっては不可能な場合もございます。)
メガネ修理&サングラス修理のご相談 その一例
ほとんどの場合、メガネやサングラスの修理は可能です。当店で行った修理の一例です。
例えば、先セル(耳に掛かる部分)の折れにてご来店:その一例
右先セルが折れた修理前の状態:
右先セルを修理した状態:
ご相談内容:7
セルタイプの眼鏡フレームやサングラスのお鼻が固定式になっているために、装用するとメガネ、サングラスが直ぐズレるので何か良い方法がありませんか?と来店。
修理前の状態:
メガネフレームだけでなくサングラスにも多い樹脂系の素材は、お鼻に当る部分(パッド)が固定になった形状のため、ズレやすいのはもちろん、頬にあたったり、睫毛に当ったり等、装用感が満足しない場合があります。
修理後の状態:
一般的にメタルフレームに多いクリングス式パッド(鼻当て)を取り付けることで、眼鏡のズリが収まりました。
ご相談内容:6
お気に入りのサングラスで、OAKLEYのプレミアムとして人気があったX-メタルシリーズのJULIET【ジュリエット】何店舗かの眼鏡店に相談に行ったのですが修理が不可能といわれご来店。
修理前の状態:
人気のオークリーサングラスのブリッジならびにパッドが壊れ廃盤商品ですが修理が可能です。
修理後の状態:
レンズもブラウン系のミラー付き度付き偏光サングラスにカスタマイズしました。生まれ変わったOakley JULIET度付きサングラスにビックリされていました。
ご相談内容:5
しっくり鼻にメガネが乗りません。折角のシャネルのフレームなのに掛ける機会がなく困っていました。買ったところに相談にいったのですが、ご購入の時は何もなく掛けて帰られたので問題ないと思われます。だけど掛けづらく困っていたところ、知人の紹介で当店を知りご来店。
修理前の状態:
海外でご購入のブランドフレームやサングラスは、鼻パーツが低いことが多く、日本人の鼻にしっかりのりません。
修理後の状態:
鼻盛り加工にも種類がありますが、今回は張り加工でカスタマイズしました。これで日本人のお鼻にピッタリフィットします。
ご相談内容:4
ご購入されたオリバーピープル特約店にフレーム修理に行かれたのですが、修理は当店では行っていませんとのことで、ご近所の眼鏡店に足を運ばれご相談に行かれたのですが、レンズを利用して他のフレームにされればと言われ当店にご相談にご来店されました。
修理前の状態:
オリバーピープルフレームのフロント部(前枠)の左端部から、耳にかけるツル(テンプル)の根元が折れ埋め込んだ金属が外れてしまったのですが、フロント部のセルを盛り取付修理を行いました。
修理後の状態:
お気に入りのメガネフレーム・・・諦めずにご相談下さいませ。
ご相談内容:3
素材はウルテムですが、購入した眼鏡店では修理が出来ないと断られてご相談にご来店されました。とても気に入っているデザインで、もう手に入らないため何とか修理して使い続けたいです。との事でした。
修理前の状態:
今までウルテムと言った樹脂系の素材の折れた修理は難しかったのですが、素材の厚みがあれば可能になりました。
修理後の状態:
状態によりますが、さまざまな樹脂の素材でも修理が可能です。
ご相談内容:2
アセテート素材のルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)サングラスのフロント左側の上部が切れてレンズが外れてしまった状態でご来店いただきました。ご購入されたルイ・ヴィトン直営店では修理が出来ないと言われたようです。
修理前の状態:
修理後の状態:
お気に入りの高価なサングラスをリフォームいたしました。
ご相談内容:1
セル(アセテート)タイプのフレームですが、メガネを何回も掛け外ししているとテンプル幅が開いてきます。直しても直ぐ広がってしまうことで何とかできないでしょうか?とご来店されました。
修理前の状態:
特に、最近のレンズは非球面タイプのフラットなレンズが多く、使用している間にフレームがレンズのフラットに添ってくるために広がってきます。
修理後の状態:
これで、今まで何度も眼鏡店に足を運んでいた煩わしさを解消できます。
馴染みのある眼鏡やサングラスの修理をご提案
・新技術によりリム巻直しによる眼鏡修理です。継ぎ目もなく新品フレームのように仕上がります。
・切れた部分に金属の添木をロー付けします。極力表面からは判りにくく仕上がります。
・アセテート素材やセルロイド素材で出来ているフレームの丁番の外れや折れの埋め込み修理です。
・テンプル(耳に掛かるツル)のバネ式タイプの不良状態を、最新の技術で元通りに仕上げています。
「匠」優れた技術を持った職人と最新の設備で・・・
職人がこれまでの経験と知識をもとに、昔ながらの技法と最新の設備を使い1本1本手作業で仕上げています。皆様が思われているよりメガネフレーム、サングラスのフレームは手間暇がかかります。
高品質な商品を製作するためには、手作業でしか加工ができないところ、機械でしか仕上げられないところを見極めることが大切なのです。
様々なメガネ修理・サングラス修理の概要
・セルタイプフレームのお鼻が当たる箇所を足付きタイプに変更できます。
お鼻が当たる箇所が固定
調整可能なパッドに変更
※セルタイプの素材によっては出来ない場合があります。
デザインの気に入っているセルタイプの眼鏡フレームやサングラスだけど、掛けていると鼻が低いからよくズレル、頬にフレームが当たる等、煩わしいと思っておられる方にお薦めのリフォームです。
修理前と修理後
1)メタルタイプのテンプル(ツル)の輪切れ
・レーザーロー付けで行います。レーザーロー付けはレーザーを照射して溶接をしていきます。溶接部分に“チクニロウを流し込んでいきます。従来のロー付け方法(熱伝導)と違って、表のメッキが焼け焦げることはありません。
2)ナイロールフレーム(下部リム無し)のリム切れ
・フレーム上部の耳側の横切れはもちろん、縦割れも修理は可能です。基本的にはレーザー溶接ですが、材質等に問題がある場合には、従来のロー付け法で行います。
3)セルタイプのテンプル輪切れ
・セルテンプル(耳に掛かるツル)の接続部(丁番)をロー付けするとアセテートが溶けてしまうため、熱が届かないところまで3cmほど裏側の生地をカットします。その後、ロー付けをし、カットしたところに似た色の生地を貼り合せて研磨し、形を整えます。
4)セルタイプのブリッヂ折れ
・折れた箇所付近の表側と裏側の生地を少し削り、その部分に類似色の生地を張り合わせて繋いだ後、研磨をして形を整えます。生地の模様や色が特徴な場合は、繋いだ痕が残ることがあります。
*セルタイプの修理や劣化が激しいいものは修理が出来ない場合があります。
修理期間中にお貸しさせて頂くための仮フレーム
・修理する場合のほとんどがお預かりさせて頂くことになり、出来上がるまでには日数が必要です。場合によっては、1本の眼鏡しかお持ちでない方もいらっしゃると思われます。このような場合には、修理されるフレームのレンズを利用して、仮フレームに取り付ける枠を準備しました。クリップで挟み込むタイプになります。
*修理は殆どが手作業で行うために、失敗の恐れもございます。熟練した技術者が行うのですが、万一失敗の場合に、修理前の状態に戻すことが出来ないリスクをご理解いただければ幸いです。
*掲載商品は予告なく変更する場合がございます。
メガネフレーム、サングラス修理専門店
また、修理だけではなく、メガネフレームのメタル系素材のカラーメッキによる色変更、耳に当たる先セルや鼻に当たるパッド等のリフォームも可能です。
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。
当店では、培った長年の眼鏡技術を駆使して、愛着のある眼鏡枠やサングラスフレームの修理を承っております。
日本一早いマジックボード点灯で有名な、尼崎中央三丁目商店街3番街のマジックボド下にて営業を行っているメガネのアマガン センター店。
住所:
〒660ー0884
兵庫県尼崎市神田中通り3丁目43番地
電話:
(06)6411ー8965
もっと眼鏡、サングラス、ゴーグル等を知ろう!
眼鏡専門店メガネのアマガン センター店の取り組み!
●読売新聞朝刊に当店の取り組みの取材を受け掲載されました・・・こちらへ
●週刊ゴルフダイジェストの取材を受けました・・・こちらへ/こちらへ
●日本眼科紀要会(日本の眼科学雑誌)への寄稿協力依頼を受けました・・・こちらへ
メガネ&サングラス修理の情報発信基地
眼鏡修理は、一見簡単そうですが技術と手間と日数が必要なのでです。メガネ修理の最終検品までの工程で約2~3週間が必要です。下記参照。
①.荷分け
・お客様から郵送された修理品を、専用ケースに修理内容に応じて部門別に分けていきます。いろんなタイプのメガネがございますが、大きく分けて金属素材と有機素材があります。
金属素材には、チタン、アルミニウム、ニッケル合金などの金属素材を使ったフレームで、一般的には「メタルフレーム」と呼ばれています。ハーフリムフレーム(ナイロール)や縁なしフレームなどスタイルも多種類に及びます。アセテートに代表されるプラスチック素材フレームなどを有機素材フレームと称しています。
②.受付
・お預かりしたメガネの修理品を預かった状態、メッキの種類、メガネ修理箇所など受付にてパソコンに入力していきます。スキャナーにて画像を取り込み、サーバーに保存しておきます。この受付を元に現場の作業が全てすんでいきます。
③.修理開始
・メガネフレームのタイプに区分けされた状態(一般メタルフレームとプラスチィックフレーム区分け)から、それぞれの修理担当者の元で、メガネの全体の状況を把握した上で修理を開始いたします。例えば、パッド(鼻当て)部が取れてなくなった、レンズ止めがとれてなくなった、モダン(耳当て部分)が折れたなどの症状の把握した上でのメガネ修理が重要である。
④.バラシ作業(メタル眼鏡フレーム)
・お預かりしているメガネフレームのネジ、パット、先セル、レンズ等全てを取り外し保管いたします。眼鏡修理前の作業です。 この修理作業はメッキ剥がしをするために行なう作業です。
⑤.メガネの修理を行なう前のカラーはがし作業(メタルメガネフレーム)
・お預かりしたメガネフレームのメッキやIP加工によって製造されたフレームの表面のカラーを剥がす作業を行ないます。メガネの修理で一番重要な作業かもしれません。この作業は破損箇所に新たな部品を「しっかり」させるために、細心の綺麗な処理を行なうことで堅牢なフレームになります。
⑥.メガネ修理におけるロー付け作業(メタル眼鏡フレーム)
・破損箇所の接続部(ロー付け部)を綺麗に除去した後に、新たな部品を熱処理をお行い(ロー付け)取り付ける作業を行ないます。すべて、ベテランの熟練した技術者がきめ細かい手作業で行ないます。その後、仕上がりの耐久性テスト(検品)を行い次の工程に流れます。
⑦.綺麗なメッキの仕上げを行なうため磨きの工程
・眼鏡フレームの破損箇所のロー付けがキッチリ出来上がっているかの確認後、フレーム全体を磨いて表面を綺麗に磨く工程を行ないます。
⑧.砂打(ホーニング)の工程
・フレーム全体の磨きが終了した後に、メッキが単一のカラーであれば磨き作業で終了ですが、メガネフレームにカラーの濃淡やツヤが単一でなかった場合には、その箇所でけを磨き作業と違って、バフ作業を行なうことでフレームのカラーメッキのツヤ出しなどの下地を行なう。
⑨.メガネ修理の最終工程メッキ出し(殆どがメッキ専門業者での作業)
・用材を容器(釜)にいれ、熱処理により表面にコ-ティングする加工。但し、表面は顕微鏡などで見ると人間の毛穴のように小さい穴が無数にある。そのため、技術の差で表面の剥離が早い。メッキのコーティングの厚さ、熱処理には各メーカー、各国ちがいがあります。その他のメッキ加工として「IP加工」「張り加工」があります。
⑩.眼鏡修理でのメッキ入れ工程
・メガネ修理の最終工程として、メッキ工場から戻ってきた商品のメッキの仕上がり具合を検品する作業で、キズやカラーの濃淡などをチェックする作業です。ここまで工程が進むと殆ど完成品に近い状態になっています。
⑪.メガネの修理作業における七宝付作業の工程
・眼鏡のフレームのデザインは色々あり、国内で製造されたメガネフレームから、海外で製造されたメガネフレームまで、そのメガネ修理は1本1本が独特な加工技術で製造されている眼鏡フレームも多く、右写真のようにテンプルに花柄をデザインして七宝付に元の状態に近いカラーを製作する工程です。
⑫.組み付け作業
・メガネの修理を行なう前に取り外した部品を取り付ける作業です。このような作業工程でメガネ修理を進めてまいります。メタルフレームの作業工程を書かせていただきましたが、金無垢、セル枠の眼鏡修理はまた違った作業工程になります。
⑬.最終チェック
・出来上がったメガネの修理箇所及び全体のメッキ状態などを総合的にチェックする作業です。殆どのメガネフレームが最初購入した時に近い状態に復元できます。気にいったフレームであれば眼鏡修理をお勧めいたします。
メガネフレームの素材について
■3.フレーム素材いろいろ
フレームは使用される素材によって大きく次の4種類に分けられます。
▼1.メタルフレーム
チタン、合金など金属材を使ったフレームを総称してこう呼んでいます。
特に金属アレルギーが心配な方は、メタルフレームを選ぶ際、どのような金属材やメッキが使われているのか?を、店員さんに質問してよく確認することが大切ですね。
軽くて丈夫なチタン、繊細な彫りまで可能な合金、いずれにしても硬質な感じが素材としての特徴です。クールな印象を醸し出してくれる素材でもあります。最近では表面仕上げの技術向上によって、カラーリングも多様になっています。
▼2.プラスチックフレーム
非金属のプラスチック素材のフレーム。セルフレームといったほうが馴染みがあるかもしれませんが、現在はセルロイドからアセテートなどに替わっているので、プラスチックフレームとよぶのが一般的です。
セルロイドは、衝撃に強く、腰が強いのが特長ですが、燃えやすく、170℃程度以上の高温に達すると発火する性質もあります。
アセテートは見た目はセルロイドと非常によく似ていて、弾力性は劣りますが、セルロイドよりも軽くて燃えにくいのが特徴です。
またセルロイドもプラスチックも、メタルに比べてあたたかみを感じる素材といえます。生地の色や柄、その混ざり具合、あるいは透け感や摺りガラスのようなフロスト感など、バリエーションが多様です。
▼3.無垢フレーム
18K、14Kホワイトゴールド、プラチナなど貴金属素材ならではの希少性をもっています。
チタンなどに比べると重量はあるものの、肌あたりのやさしさと装飾性を兼ね備えた素材としては秀逸です。
もちろんムク材を高価な装飾品とみるかマテリアルのひとつとしてみるか、価値観の分かれ目がデザインの分かれ目でもあり、ゴージャスなものだけでなくすっきりとしたシャープな印象のデザインのものもあります。
▼4.その他
これらの他にも、メタルとプラスチック、メタルと18Kのコンビなど異素材の組合せや、新素材も次々と開発されています。
また天然素材である鼈甲は、ワシントン条約によって輸入できなくなってからより貴重な素材になっており、軽くてしなやかな強さ、奥深い輝きとつやは工芸品としての風格があります。
■4.進化しつづけるフレーム素材
メガネフレームの素材も、日々進化しています。中でも特に今注目されている素材はこの2つでしょう。
▼1.純チタン
現在、フレーム素材として主流となっているのは、やはりチタンでしょう。
チタン素材はアレルギーなど人体への害が少ないことでも知られ、重さは鉄の約半分。ステンレスよりも軽く、柔らかい。おまけに、海水の中に浸けておいても錆びず、変色することもありません。
「軽い」「強い」「錆びない」がチタンの長所です。
ロー付け(金属と金属を蝋で接合すること)や表面処理が難しい素材でしたが、現在では高度な技術で加工ができるようになりました。
純チタンは既に高機能素材として一般的に普及しています。
▼2.チタン合金
チタン合金としてポピュラーなのがβチタン(Ti、アルミニウム、バナジウム他)です。耐久性に優れるため細くて軽いデザインが可能となり、バネ性が向上しました。チタン合金の開発により、形状記憶合金(バネ性)や生体用金属(生体適合性)など多くの新素材が誕生しています。
その他にもメガネフレームの素材として、アルミニウム、カーボン等が挙げられます。
直接肌に触れる機会の多いメガネ。新しいメガネを探す際、まずその見た目・デザインに注目しがちですが、その‛素材の性質’にも目を向けてみると、より快適な自分だけのメガネに出会えるかもしれませんよ。
[最終更新日] 2024年10月09日 /[公開日] 2020年11月16日
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