サッカーどきにメガネを掛けている方の視機能の重要性
サッカー(スポーツ)に必要な目を、トータルな機能としてとらえようというのはアメリカがさきがけである。目をたんに視力にとどめるのではなく、サッカーに必要ないろいろな機能を考え、サッカーに取り組むあらゆる選手にはこれらの機能が統合された、いわば「見る能力」が大事である。


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サッカーどきにスポーツビジョンが重要なシーン その一例
サッカーにおける視機能(スポーツビジョン)が必要な場面:

サッカーは前後半あわせて90分、延長の場合はさらに休みなく30分間、縦100m、左右50mの広いピッチ上を走り回る、同じように広いグラウンドを使用する野球に比べて、ボールは大きくスピードも速いが、ボールや味方の選手、さらに自分自身が常に目まぐるしく動いて位置を変えているのが特徴で、選手の目の動きは止まる時がない。
サッカーでは距離感が競技力の差に関係しているようである。広いピッチ上を縦横に走ってボールを扱いながら敵味方の間隙や空いたスペースを瞬間的に判断しなければならない。
競技場の観客の目の位置は高く、また、テレビカメラも高い位置にあるので、競技場やテレビの前の観戦者はピッチ全体を俯瞰的に見ることができ、選手の位置関係や空いたスペースがよくわかる。
ところがピッチ上の選手は、ピッチとほぼ同じ高さの視点から選手間の距離やスペースを判断しなければならない。そのためサッカー選手には深視力のよさが要求されているのである。
スポーツビジョンの項目として ❶静止視力 ❷動体視力 ❸眼球運動 ❹焦点調節/輻輳・開散 ❺深視力 ❻瞬間視 ❼目と手・足の協調性 ❽周辺視力 ❾視覚化能力 ❿視覚集中力 があります。
センタリングを正確にする瞬間視
タッチラインぞいにロリブルで攻め込み、一瞬中を見て、ゴール前にボールを上げるセンタリング、ファーポスト、ニアポスト、あるいはセンターなど、落し所をどこにするか、高いボールにするかランナー性の低いボールにするかなど、その判断は、一瞬中を見たときに、味方と敵の位置で決めます。したがって、瞬間視の能力が高いほど、得点につながる効果的なセンタリングをすることができるのです。
壁パス成功のヒケツは周辺視力の利用:

壁パスはサッカーのコンビネーション・パスの基本で、この技術をみがくと攻撃力が倍増します。成功のポイントは、ディフェンスに、「さあ、これから壁ポスを始めるぞ!」という意図を悟られないこと。そのためには、最初のパスする方向を見ないようにすることが大切です。視線を向けずに、味方を受けやすい位置を確認してすばやくパスを出すには、周辺視力の能力を十分に高める必要があるでしょう。
絶妙なスルーパスに必要な深視力:

敵の最終ラインの裏に通す、オフサイドぎりぎりのスルーパスは、決定的な得点チャンスを得るための、最高のひとつです。このパスを成功させるためには、ワン・ポイントにパスを通す、正確な技術が必用です。タイミングはもちろんのこと、距離感と方向性がわずかでちがえば、バックスの網にかかったり、キーパーにとられたりします。距離感と方向性には、深視力が大きくかかわっています。
タフな眼球運動が求められるキーパー:

90分間2つの眼球は、一瞬たりともボールから目線を離すことなく、動き続けなければなりません。さもないと、1994年ワールドカップ予選ドーハの悲劇が待ち受けているのです。中でもゴールキーパーはゴールを死守するために、ボールを目で追い、敵味方全員の動きを常にチェックし、適切なポジショニングを行います。そして、シュートが放たれば、コースを予測し正確にセービング。キーパーにはタフな眼球運動が求められます。
瞬間的なプレーに欠かせない眼と手・足の協調性:
フォワードはシュートコースがあいたと見るや、すばやい足の振りでシュートを放ちます。バックスはキッカーのフォームからシュートコースを予測し、瞬間的に足を上げてシュート・ブロックを行います。オフェンスのスキをねらい、タックルにいくこともあるでしょう。そしてゴールキーパーはシュートを目で確認し、手足で反応してゴールを守ります。これはすべて、眼と足の協調性の能力の高さにより、その成否が決まります。
サッカーと目
「アイ・コンタクト」で意志を通わせる」
ワールドカップやJリーグなどのトップクラスのゲームでも、ときどきこんなシーンを見かけます。フリーでいるプレーヤーにパスが来ない、パスをしたのによそ見をしていてトラッピングをミスする。こんあチグハグな攻撃ミスが生まれるのは、意志の疎通がないからです。チームメイトがゲーム中に意志を通わせるには、まず声がありますが、サッカーのグランドは広いので、なかなか声は届かず、届いても敵に攻撃パターンを知らせてしまうおそれがあります。そこで有力なコミュニケーションの方法として、目が使われるわけです。
パスやセンターリングをする前に、レシーバーと目と目を合わせ、「出すぞ!」「いいよ!」という会話をします。これにより、コンビネーションの基礎がガッチリとできあがります。目が口ほどにものをいうのです。
トッププレーヤーは眼がいい! スポーツのための科学的強化法より抜粋
■タイトル:競技別スポーツビジョントレーニング
出版社:株式会社ナツメ社
発行者:田村正隆
監修者:真下一策・石垣尚男・遠藤文夫
製 作:ナツメ出版企画\株式会社
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取り扱い店舗:
眼鏡をかけている方のスポーツどきの眼鏡を真剣に考え、競技や年齢等に合ったスポーツメガネ等のご提案を行っています。特にハイカーブにおけるデザインの度数設定は最先端の技術を取り入れ、体験コーナーを設けて見え方の確認を行っています。
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[公開日] 2026年10月09日
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