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スポーツビジョン■

スポーツビジョンとは何か?

スポーツビジョンとは、スポーツで必要な見る能力のことです。では、スポーツでは、スポーツの視力とは何か?簡単に言えば、普通の視力(静止視力)とそれ以外の見る能力のことです。あなたの視力は、いくつですか。右が1.0で左が0.8。それがふつう視力と呼ばれている眼の能力です。身体検査のときに視力表の検査でわかる、止まっているものを見分ける眼の働き(=静止視力)です。ところが私たちの眼には、そのほかにもたくさんの能力があります。                 <パフォーマンスをグレードアップさせるスポーツビジョンより転写>

日本スポーツビジョン協会が心がけていること 
「全ての人が、自分の最大限のパフォーマンスを発揮して生きる」という願いのもと、日本スポーツビジョン協会は、2019年4月からプロスポーツ、トップアスリート、パラアスリートなどのスポーツ選手のパフォーマンスアップをサポートし、更には子どものスポーツ教育や高齢者、障がい者のQOLの向上につながるように、より多くの方々、より多くの社会的分野に“スポーツビジョン”への認識を高める啓発活動も開始しました。

ふつうの視力の他にも眼にはたくさんの見る働きがある

スポーツに必要なスポーツビジョン
電車走行中の窓越から見た駅名

たとえば、動いているものを見極める働き。これは、止まっているものを見分ける力とはちがう別の能力で、「動体視力」と呼ばれています。かつてアフリカにいる頃、静止視力が5.0あったといわれているタレントのオスマン・サンコンさんは、「動体視力」もすぐれているかといえば、そうではありません。東京のスポーツビジョン・センターで測定したところ、「動体視力」はごくふつうでした。

静止視力と動体視力には関連がありますが、違う能力だということがわかります。

驚異的な動体視力のGKと超人的な瞬間視のパチプロ

以前あるテレビ番組で、こんな実験が行われました。時速210㎞で通過する新幹線の車体に、漢字を書いた紙をはり、ホームにいる人が読めるかどうか。

アイスホッケーゴールキーパーの動体視力は優れている
アイスホッケーゴールキーパーの眼

1秒55mも進んでしまうのですから、ふつうの眼ではまず見えません。しかし、実験にのぞんだアイスホッケー日本リーグのゴールキーパーは、見事「心」という漢字が読めたのです。つまり、日ごろゴール前を高速で行きかうバックを眼で追い続けているゴールキーパーは、それが訓練となり、驚異的な「動体視力」をもつようになったということができます。

動体視力の瞬間視
パチスロドラム

スポーツの世界からは少し離れますが、やはりあるテレビ番組で、パチスロ(たくさんの絵が描かれた3つのドラムが別々に回転し、ボタンを押して3枚の絵合わせをするゲーム機)のプロをよんできて、彼の「動体視力」のすばらしさを証明しようという企画がありました。22歳の彼の静止視力は、両眼で0.4です。やはり東京のスポーツビジョン・センターで測定を行いましたが、予想外の結果となりました。

「動体視力」の能力は、ふつうの人以下だったのです。テrビ局の取材スタッフは、頭をかかえこんでしまいました。それでは番組になりません。そこで仕方なく、スポーツビジョン・センターが試しに別の眼の能力を測定してみては、と提案しました。それは、6ケタの数字を壁に1/10秒だけ写し、いくつ読み取れるかという測定です。この測定は、眼の能力のうちでも、「瞬間視」という働きを調べるものです。

スポーツにおける瞬間視は大切
瞬間視

取材スタッフはもうあきらめ顔です。ところが彼は、次々に移し出される数字をパーフェクトに読みあげたのです。

ふつうの人は、せいざい数字を3ケタか4ケタ読み上げられるぐらいです。そして彼はさらに、超人的な能力を披露しました。1/100秒でフラッシュさせた数字もほとんどカンペキに読んだのです。スポーツビジョンセンターの統計では、1/10秒でパーフェクトに読み上げられるのは、そうした眼の能力がすぐれている一流スポーツ選手の場合でも、上位15パーセントにすぎません。彼の話によれば、パチスロで回転する絵柄はすべて見え、記憶している絵柄の順番によってタイミングを合わせさえすれば、絵合わせはかんたんにできるということです。この一瞬の映像を見極める能力は、なにもパチスロの世界だけに生かせるわけではなく、スポーツにおける見る能力としても、非常に大切なものといえます。

チラッの瞬間視がバレーボールセッターに重要
バレーボールセッターの目

たとえば、バレーボールのセッターは、トス・アップする前に、相手コートの守備陣形をチラッと見て、Aクイックで攻めるかCクイックでいくか、あるいはトス・アタックを決めるか、その空きはどこかなどを見極めます。野球のバッターは、ピッチャーの投球動作中に一瞬見えるボールの握りを見て球種を読み、コースを予測したりスイングのタイミングを決めたりするといわれています。

スポーツビジョンに必要とされる見る能力の種類

スポーツに必要な見る能力は、「動体視力」と「瞬間視」だけではなく、そのほかにも次のような能力が関係していると考えられています。

■静止視力

止まっているものを見極める能力。スポーツに必要な見る能力の基礎。

■動体視力

目の前に近づいてくるものや目の前を横切るものをしっかり見る能力。

詳しくは・・・こちらへ

■眼球運動

高速で動くものを目で追いかける能力。

■深視力

距離感や位置の違いを正しく見きわめるのうりょく。

■眼と手・足の協調性

見て得た情報により、手や足ですばやく反応する能力。

■周辺視力

眼のはし(視野の周辺)に映るものをキャッチする能力。

■瞬間視

一瞬見て多くのものを見きわめる能力。

■視覚化能力

プレー、パフォーマンスを頭の中で想い描く能力。

■焦点調節/輻輳開散能力

遠近を交互に見るときに、すばやく眼のピント合わせをする能力。

■コントラスト感度

わずかなコントラストのちがいを見分ける能力。

■光感度

暗さやまぶしさの中で視力を発揮する能力。

■利き目と利き手・足の関係

プレー、パフォーマンスに、有利不利が生まれる。

■視覚集中力

あらゆる見る能力を最大限に発揮するための集中力。

以上がスポーツビジョンです。

[最終更新日] 2021年05月28日 /[公開日] 2021年05月21日
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