眼鏡レンズの種類 用途/設計/素材/メーカー/カラー/コーティングもいろいろ
メガネというツールの中で、ます視力補正という主目的を果たすメガネレンズの種類となれば相当量の種類があります。いわば眼鏡フレームはあくまでもサポート役。
メガネの中で重要な役割がメガネレンズ
見た目は同じように見える1枚のメガネレンズですが、この中味となると様々な機能や設計/素材/コーティング/用途別/カラー等における目に対する効能などがあり、お一人おひとりにとって最適なレンズは異なります。(同時に体験できれば見え方の違いが瞭然とわかります。
その他 参考までに「メガネフレーム素材もいろいろ」・・・こちらへ
参考までに・・・眼鏡枠の部位名称は・・・こちらへ
メガネレンズの多様な種類の一部の概要
何百種類のメガネレンズの中から快適に過ごせるレンズを、専門スタッフとご相談のうえ選ぶことが大切です。、現状の見え具合や目的などは、お一人おひとりにとって異なるのです。それぞれの目的に応じて適切なメガネレンズを選びましょう。
レンズの用途別 その一例
用途といってもどのように捉えるかでご紹介内容がかわってきます。例えば、レンズの大別からの用途なのか、レンズの使いみちからなのか、或いはパソコンどきのレンズなのか、車の運転時なのか、ゴルフどきのレンズなのか・・・さまざまな用途があり、ここでは、レンズの大別についてご紹介いたします。
単焦点レンズ
単一の度数で視界を補正するレンズで、遠く、近く、中間距離用があるが、老眼がなければ、幅広い距離をカバーできる。多焦点レンズよりも視界が広いのが特徴。遠視用や老視用として使われるのが凸レンズで、近視用として使われるのが凹レンズ。メガネレンズとしては一般的にメニスカスレンズが使用される。
多焦点レンズ
多焦点レンズ大別して累進屈折力レンズと二重(三重)焦点レンズがあります。
多焦点レンズ
二重(三重)焦点レンズ
まとめ
■眼鏡の用途で選ぶ単焦点/多焦点レンズ
レンズの種類は大きく単焦点レンズと多焦点レンズに分かれ、後者には二重(三重)焦点レンズや累進屈折力レンズがある。
近視、遠視、乱視などの視力補正は概ね、単焦点レンズで事足りる。手元が見えにくいといった、いわゆる老眼を補正する必要もある場合には、多焦点レンズを使用することになる。
このうち累進屈折レンズは、遠くを見る用の度数から近くを見る用の度数から近く見る度数までを連続的に変化させたもので、”境目がない”すっきりした見栄えになる。
レンズの屈折率(素材) その一例
屈折率が高くなればレンズは薄くなる
レンズに入射した光をどのくらい屈折させられるか。それを示すのが屈折率で、眼鏡用のレンズとしては、1.50~1.76のものが流通している。数値が大きいほど屈折率が高い。
光は空気中から異なった媒質(レンズなど)などへ入射すると、境界面を通過したあとの光の進行方向は、入射光に対し折れ曲がる現象が生じます。
光が境界面で屈折するときの入射角(α)の正弦と、屈折角(β)の正弦の比を屈折率と呼びます。
光が屈折する割合は、入射光の方向には関係せず、物質により定まった値となります。
屈折率はいわゆる度数の表示-(マイナス)3.00Dとは別もの。屈折率が高いほうが、レンズを薄くすることができる。とくに強度レンズ効果が高い。
屈折率と密接な関係のあるアッペ数
一言でいいますと「見え方の鮮明度」。アッベ数は光の分散の程度を示す値で、アッベ数が小さいほど色収差が大きく、アッベ数が大きいほど色収差は低減されます。
レンズの屈折率が高くなると、色収差が出やすくなる。その結果、ものがにじんで見えるようになる。その色収差を数値化したものがアッペ数、レンズ選びに両者の兼ね合いも考慮に入れることも大切です。
レンズの設計
メガネレンズは、大別して基本4種類の設計があります。
見え方イメージの丸い部分がレンズで、グレーになっている周辺部の箇所は「収差」といい、見え方に違和感を感じる部分です。
メガネレンズは中心が一番よく見えるよう設計されているため、球面レンズではレンズの中心から離れるにつれ、見え方に違和感を感じる部分が多くなります。
「メガネを掛けると視界が歪む」という経験のある方、多いのではないでしょうか?両面非球面レンズでは鮮明に見える範囲が格段に広くなっています。
これまで「メガネは視界が歪むから苦手・・・」と思っていた方も、レンズ設計を比較して見直すことで快適さがアップすることもあります。
球面レンズ
非球面レンズ
非球面レンズには、3種類の設計があります。
この非球面設計レンズは、視力補正の度数が高いユーザーにとって、周辺部の見え方とレンズの厚さは悩みどころ、それを解消する技術がレンズの設計です。さまざまな曲率半径を組み合わせ、非球面で設計されるといううもの。両面とも非球面設計という先進的なレンズが両面非球面レンズである。
■非球面設計
レンズの片面(主に外面)を非球面で設計されたレンズ。さまざまな曲率半径が組み合わされ、見た目には浅いカーブを描く。周辺部のボヤケや歪みを補正し、レンズを薄く、軽くすることができる。
①外面非球面設計
非球面レンズの中でももっとも一般的に使われています。
②内面非球面設計
周辺部の見え方がさらに自然になっているので、近視・乱視の方に最適です。
③両面非球面設計
外面も内面も非球面で設計されたハイテクなレンズ。乱視の矯正を司る内面カーブも非球面で設計されているため、外面非球面設計よりもクリアな視界を確保。レンズの薄さと軽さでも効果は絶大です。
コーティング その一例
プラスチックレンズを保護する「コーティング」の一例
眼鏡のレンズ(プラスチック素材)には、スクラッチ防止のハードコート、反射防止のマルチコート、撥水コートなど。さまざまなコーティングが幾重にも施されている。レンズの高いパフォーマンスを長く維持するために必要不可欠な技術です。
こちらの内容にご興味のある方は・・・参考文献「眼鏡の本」こちらへ
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眼鏡をかける方々はお一人おひとりお顔立ち、見るための眼鏡レンズ度数、ライフスタイル等は違うことを前提に、当店は、視生活の質を向上させる技術を提供する眼鏡専門店として、さまざまなブランドフレームを準備させていただき、ご満足のいくメガネ選びのご提案をいたしております。
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。
眼鏡にご興味のある方へ
今回ご紹介させていただいている内容(メガネフレーム素材もいろいろ)は、「眼鏡の本」より引用させていただいてます。ご興味のある方は是非ご愛読くださいませ。

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発行:
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[最終更新日] 2025年11月15日 /[公開日] 2025年11月12日
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