野球どきの各連盟サングラス規約
野球どきのサングラス装用に関しては、各競技団体や連盟などによってそれぞれの規定があり、統一化はされていないようです。
各野球連盟の見解
目次
結論からですが、各連盟の用具規定は統一化されていないのが現状です。そのため、試合でサングラスを装用する場合には各団体や連盟に確認が必要になっています。
各連盟:例えば
日本プロ野球機構
全日本大学野球連盟
高等学校野球連盟
全日本少年硬式野球連盟
日本リトルシニア中学硬式野球協会・・・など
参考までに・・・日本少年野球連盟が許可しているサングラスの一例こちらへ
何故、野球どきにサングラスが必要
競技におけるパフォーマンス面からも必要
野球の競技はほとんどが屋外で行われていることが多く、太陽光の下で直径約7.5cmのボールを空高く追ったり、ゴロをしっかりと視界に納め、ピッチャーが投げる時速150㎞ものスピードに瞬時に捉えなければなりません。
ところが直射日光下では、直接太陽光が目に入射することはもちろん、グランドからの照り返しやスタンドからの照り返し等によって、ボールを追いかけることが困難になってしまうこともあります。
また、野球だけでなく芝の上で行うゴルフや、雪の上で行うスキー、氷上で行うスピードスケート、路上で行うロードバイクやマラソン、ランニングなど太陽光の反射があるスポーツの際も競技における与える影響は大きいようです。
さらに、釣りや水上で行うサーフィンやヨットなどの際も活躍してくれます。他にもドライブやアウトドア、さらに屋内でもスポーツサングラスを着用することで「目の負担を軽減」してくれる効果があります。
目の病気対策面からも必要
1年間を通して、屋外で比較的長時間練習や試合をする野球というスポーツでは、「紫外線」や「青色光」にも注意が必要となります。暑かろうが寒かろうが紫外線、青色光は降り注ぎます。
日常生活で少しの紫外線や青色光を浴びるのは問題ないと言われていますが、長時間において、強い紫外線や青色光を浴びると、白内障や黄斑変性(おうはんへんせい)症という、視界がゆがんだり目が見えなくなったりする病気を引き起こす可能性があります。また、角膜炎(かくまくえん)になるリスクもあります。
このように太陽光は野球時のプレーへの障害や、眼の病気を誘発する恐れがあり出来る限りプレーへの障害を減し、目の病気をできるだけ防ぐことが大切です。
野球どきにおけるサングラスレンズの性能
競技における集中力を高めるうえでも、サングラスの着用を強くお勧めします。
野球において、サングラスレンズの可視光線透過率の基準は約15〜30%程のものが適しているようです。
日本のプロ野球選手でもっとも好まれて利用されているサングラスレンズの可視光線透過率は23%となります。
打者のように速いスピードで動くボールをしっかりと視覚にとらえるためには、可視光線透過率が高いサングラスレンズが必要です。また外野手も同様に遠いフライボールやゴロをしっかりと視界にとらえるためには、可視光線透過率が低いサングラスレンズが必要とされています。
野球時の土のグラウンドは、道路のアスファルトと比較すると明るい色調なため太陽光の照り返しが強く、上と下からの強い光でプレイに支障をきたすことがあります。
選手の目線で見た時、乱反射光によるギラつきは、プレイにおいて反射光はパフォーマンスに影響を及ぼすとともに、目に紫外線の悪影響を受けるので、目の健康面においてもサングラスは必要なアイテムではないでしょうか。
また、可視光線の中の青色光は一番眩しさを感じ、長時間さらされると瞳孔を収縮させる毛様体筋を刺激するため、眼精疲労やドライアイを引き起こしたり、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制し、体内時計がずれてしまうといった症状を引き起こす恐れがあると言われています
野球用サングラスの選び方
数あるサングラスの中からどのサングラスを選べばよいのか迷うのではないでしょうか。基本的な野球どきのサングラスの選び方をご紹介いたします。
紫外線透過率が1%以下
野球は基本的に屋外で行うことが多く、長時間太陽のもとでプレーするため、紫外線や青色光を長く受け続けることになります。
それにより、眼の細胞にダメージを与え、眼精疲労や白内障の原因にもなったり、競技にも影響を受けたりすることがあります。そのため、できる限り受けないようにすることが大切です。
サングラスを選ぶときには、紫外線がレンズをどれくらい通り抜けるかを表す「紫外線透過率」をチェックしておく必要があります。また、併せて紫外線カット率が高いものであるかも確認しておきましょう。
紫外線カット率は商品によって変わるため、より紫外線カット率が高い、できる限り目に優しいタイプのものを選ぶことが大事です。目安としては、紫外線透過率が1%以下、紫外線カット率が99%以上のサングラスを選ぶとよいでしょう。
可視光線透過率は10~30%
紫外線を通す割合だけではなくレンズが光を通す割合を示した「可視光線透過率」にも注目するとよいでしょう。可視光線透過率は数値が低くなるほど暗く見え、太陽光のまぶしさも抑えられます。ただし、まぶしさを抑えるための使用であっても、可視光線透過率は低ければ低いほどよいというわけではありません。透過率が高いと明るくてサングラス効果が薄れますが、反対に低過ぎると暗く見えるため速いボールを目で捉えにくくなります。
そのため、野球の際に使用するサングラスの可視光線透過率として適しているのは、高過ぎず低過ぎずの15~30%です。この程度なら、晴天のときにまぶしさを多少感じる場合はあるものの、通常は視界が安定するためボールなどの敏捷な動きも目でしっかり追えます。ちなみに、日本のプロ野球選手は可視光線透過率23%のレンズを好む人が多い傾向があります。
フィット感
野球のプレー中は体を激しく動かす機会が多いため、落ちたりずれたりしにくい、顔にしっかりフィットするサングラスを選ぶこともポイントです。装着中にサングラスがぐらぐら揺れたり、正常な位置からずれてしまったりすると集中力が低下し、プレー中に十分な力を発揮できなくなる可能性があります。ただし、ずれないようにとフィット感が過剰に強いものを使用することは逆効果です。フィット感が必要以上に強いものはずれない安心感はあっても、長時間の装着によりこめかみのあたりに痛みが生じてかけていることがつらくなることがあります。
また、サングラスが重いとノーズパット周辺に負担がかかり、疲労がたまりやすくなるため要注意です。長時間の使用でもかけていることに負担を感じない適度なフィット感を持ったサングラスを選ぶことが重要となります。ちなみに、一般的な日本人に適しているのは、フレーム巾が広めに作られたアジアンフィットというモデルのサングラスです。
耐久性
目を守るためのものが目を危険にさらす存在になっては意味がないため、サングラスは簡単に割れたり壊れたりしないものを選ぶことが大事です。野球の試合ではボールが思わぬ方向に飛んできたり、他の選手と強い当たりで衝突したりする場面もあります。強度が弱いサングラスを使用していると、デッドボールやクロスプレーなどのアクシデントがあった際に、レンズやフレームが破損してケガを引き起こしかねません。そのため、突然のアクシデントがあっても目をしっかり守れる強度や耐久性が高いレンズとフレームを使ったサングラスを使用することが重要です。
取り扱い店舗:
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[最終更新日] 2024年11月03日 /[公開日] 2024年07月22日
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