色弱メガネ 兵庫県尼崎市
色弱について
以前は色盲や色弱と呼んでいましたが、昨今では色の見え方が通常の人と違う症状を色弱異常と呼びます。色弱異常と言うと、色がまったく認識できないというイメージがありますが、実際に色の判別が困難な人はごく少数で、大半が色を判別しづらいという軽度な症状です。
色弱メガネ(色弱補正メガネ)について
色弱メガネは今まで見にくかった色が区別できる色弱レンズを、お好みの眼鏡枠に加工して製作したメガネです。
52か89か・・・人によって見え方は異なることがあります。
「デザインの仕事もしてみたかったけど・・・」
「今日のシャツの色はイケてるのかな・・・?」
「別の虹の色ってどんな感じなんだろうか?・・・」
「今大好きな人が一緒に見ている紅葉は、どんな風に見えているのだろうか?」
色弱補正レンズの選定・体験・使用法・注意点
実際に色弱補正レンズを試しながらの選定・体験を行なっています。
色覚異常の人には、一般色覚者が識別しにくい色を識別することができます。例えば、色覚異常検査表の中には、色覚異常の人だけが読めて一般の方には読めない表があります。一般の方には持ちえない独特の色感覚で、今まで色の名前を覚えたり識別されてきたわけです。
ところが、色弱レンズを使用すると今まで見えてきたご自身の色の識別能力が変化することになります。
つまり、色弱レンズを装用することで色の数が多くなり、今までの識別できていた色が識別しにくくなることがあるのです。
ですから、色弱レンズを装用する場合は、識別困難なときだけ使用し、それ以外は外すようにすれば、ご自身が持っていた識別能力に色弱レンズを装用した識別能力がプラスされて、識別可能な範囲が拡大されます。
色覚異常を補完する技術が次々と開発
例えば、色つきレンズを使って明暗の差を作り出すことによって判断するという方法は、限定的ながら活用できることがあります。
■ネオ・ダルトン レンズ
色弱メガネはお好みのメガネフレームへ、ご自身に適した色弱レンズをコンピューター測定機により選定していただき製作いたします。
これまで見えにくかった色を見えやすくするこの機能性色覚レンズを使って新たな色感を共有する。
それが出来るだけで色覚少数派の人たちの可能性はどんどん広がっていくのです。
このレンズは、光干渉法により感度の強すぎる色の光をカットし、それぞれに適したフィルターを製作し、メガネとして使用するというものです。(機能性色覚レンズ)
■イーガ レンズ
このレンズは「カラーユニバーサルデザインを支援するツール」で、色の判別が困難な方(色覚特性、色弱)が、見分けにくい配色(混同色)の存在を見つけ出す時に使います。
イーガレンズをお好みの眼鏡フレームに入れて製作いたします。
色弱レンズをお好みのメガネフレームで製作出来ます
12種類のレンズの中でご自身に合った色弱レンズを測定いたします。
さまざまな色弱メガネ。
お好みのメガネフレームに合わせて色弱レンズを取り付け加工いたします。
製作実例その一例 色弱メガネを複式跳ね上げメガネに
大阪府より色弱用メガネのご相談にお越しいただきました。お選びいただきましたフレームは複式跳ね上げメガネ。
装着してますレンズは色を見分ける為の補助具、機能性色覚レンズ【ダルトン】です。
この補正レンズにより、得意な色はそのままに、苦手な色を補正することで新たな色感の世界が広がります。趣味、生活、学問、仕事などでこれまで狭かった色弱者の選択肢が増えることが報告さrています。
映画やテレビを見る、紅葉や花を見に行く、美術館に行って作品を見るなど、仕事以外でも普通のファッショングラスとしても使用できます。
色覚異常の方々が日常生活で困っていることを少しでも解消して頂きたい
地下鉄の路線図が見えにくい
信号で色の区別がつかない
車の塗装の色を間違えた
色覚異常の方々が日常生活の中で、下記のようなことに不便を感じています。
- 人の顔色の変化が見えにくい。
- コーヒー牛乳と野菜ジュースを間違えたりすることがある。
- 緑のマジックを赤だと思ったことがある。
- 色の違うソックスを片方づつ履いていて気付かなかった。
- 焼肉を食べるとき、焼けた肉と生肉を間違えることがある。
- ピンクのスニーカーを水色だと思ったことがある。
- 緑色の中にある赤い花が見えづらいことがある。
- 車の色を遠くから見ると間違えることがある。
- 「非常口」のランプは火事の煙の中ではかえって見にくい。
- 乳児の便の色が判りづらい。
- 赤飯が汚い色に見えて食べる気がしない。
- テレビのカラーの調節がしにくい。
- 信号の色が見分けにくい。
- 車のブレーキランプが見づらい。
- 夜の運転をすると、信号と水銀灯が区別しづらい。
- 晴れているのか、曇っているのか天気がわかりづらい。
- ゴルフで芝生の上に置いたマーカーが見づらい。
- 麻雀で赤い文字が黒に見える。
- 紅葉はどうみても緑にしか見えない。
- 洋服を選ぶとき、色の違いがわかりにくい。などなど・・・
これらのことはすべての色覚異常の人たちに当てはまる訳ではありません。
*掲載商品は予告なく変更する場合がございます。
色弱眼鏡のメガネはこちらへ・・・
注)掲載商品の商品は予告なく仕様を変更したり、商品が廃番になる場合があります。
色弱補正レンズ販売店
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。当店では、色の見分けにご苦労されている方々の色弱メガネのコーナーを設置しております。
*令和6年10月17日 発信 なぜ学校の色覚検査が任意になったのだろうについての記事・・・こちらへ
日本一早いマジックボード点灯で有名な、尼崎中央三丁目商店街3番街のマジックボド下にて営業を行っているメガネのアマガン センター店。
住所:
〒660ー0884
兵庫県尼崎市神田中通り3丁目43番地
電話:
(06)6411ー8965
もっと眼鏡、サングラス、ゴーグル等を知ろう!
眼鏡専門店メガネのアマガン センター店の取り組み!
●読売新聞朝刊に当店の取り組みの取材を受け掲載されました・・・こちらへ
●毎日新聞朝刊に当店の取り組みの取材を受け掲載されました・・・こちらへ
●毎日新聞夕刊に当店の取り組みの取材を受け掲載されました・・・こちらへ
●日本眼科紀要会(日本の眼科学雑誌)への寄稿協力依頼を受けました・・・こちらへ
●週刊ゴルフダイジェストの取材を受けました1⃣・・・こちらへ
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専門コーナーからのご提案
・スポーツメガネコーナー
・度付きスポーツサングラスコーナー
・跳ね上げ式メガネコーナー
・大きいメガネメガネコーナー
・色弱メガネコーナー
・丸メガネコーナー
・メガネ/サングラスこだわり修理コーナー
・ロービジョンコーナー
・深視力メガネ
専門店からのご提案
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色弱メガネの情報発信基地
小学校の先生が色覚異常の知識を学び、分りやすい配色を授業に取り入れる試みが始まっている。かつては学校での色覚検査などが差別を助長するとされたが、色覚異常に対応した教科書も開発されるなど、学校現場で「色のバリアフリー」への意識が高まりつつある。 <社会部 杉山弥生子>
平成27(2015年)年9月1日 読売新聞 夕刊より
★十人十色
大阪市生野区の市立東桃谷小で7月下旬、教諭が色覚異常について学ぶ勉強会が開かれた。「赤色が茶色っぽく見える」「こんなふうに見えているのか」。教諭約10人が、色覚異常を体験できるレンズをのぞくと、普段とは違う色の世界に驚きの声があがった。講師のNPO法人「トゥルーカラーズ」大阪市中央区)理事長・高橋紀子さん(68)が「黒板に赤いチョークで書くと見えにくい」と説明。
「色の見え方は誰もが異なり、十人十色。児童が隠すことなく「見え方が違うねん」と自然に言える環境作りも大切です」
受講した相川玲教諭(24)は「授業では、便利だから色分けしたカードを多用していたけれど、今後は文字情報もつけたい」と話した。
別の市立小学校でも今春に勉強会を開いた後、板書では重要な用語を赤のチョークで書くのではなく、線で囲んで示すなど実践しているという。
★相談相次ぐ
色覚検査は12年前、ほとんどの小学校から姿を消した。「就職や進学などの差別につながる」などの声が強く、文部科学省が2003年度、健康診断の必須項目から色覚検査を削除したためだ。任意検査は可能だったが、大半の学校で行われなくなった。しかし、検査を受けなかった人が、パイロットなどの就職に制限のある一部の職業で採用試験を受けて初めて色覚異常に気付くなどの問題が表面化。
文科省は昨春、任意検査について積極的に周知し、保護者の同意を得た上で検査する態勢を整えるよう求める通知を出した。トゥルーカラーズによると、「通知を受け、大阪市内でも今年度から任意検査を始めた小学校が増加。これに伴い、教諭から「配慮の仕方がわからない」などの問い合わせが相次ぎ、勉強会の開催は10校を超えた。NPO法人「カラーユニバーサルデザイン機構」(東京)にも昨年度から相談が増え、勉強会や講演会を都内各地で開いているという。
★色覚異常
色を感知する細胞の異常により、色の見え方が一般と異なること。先天性は日本人の男性で20人に1人、女性で500人に1人の割合でいるとされている。大半で生活に支障はなく、「異常」という言葉遣いへの異論もある。業務に支障がないのに採用制限されることがあるとして、国は2001年、雇用時の健康診断で義務づけていた色覚検査を廃止した。
★標識、案内板・・・取り組み広がる
自治体でも色のバリアフリーの取り組みが始まっている。神奈川県や大阪府などは、標識や案内板を設置する際のガイドラインを設け、「見分けにくい色の組み合わせを避ける」「明るさで差をつける」などの例を示している。また、押しボタン式信号の「おまちください」などの表示を赤から白に変える動きも広がっている。藤川大祐・千葉大教授(教育方法学)は「色覚異常の人はかなり多く、学校現場でこれまで配慮が十分でなかったのがおかしいくらいだ。学校に限らず、街や職場でも、誰もがわかりやすい配色や文字、記号などを用いたデザインを当たり前に採用できる環境をもっと広げてほしい」と指摘している。
★赤から青に
教科書業界でも対応が進みつつある。新興出版社啓林館(大阪市天王寺区)は、来年度の中学理科の教科書で、色覚異常でも見やすい色遣いを導入する。
過去の教科書では、キーワードを覚えるため、赤色のフィルターを使って赤色の文字を隠す方式だったが、色覚異常だとほかの文字も見えにくくなる人がいることがわかり、2年かけて改良。
青色を基調にした文字と青色フィルターを使う方法に変更した。担当者は「教科書が使いにくいとの理由で学習につまずかないよう、誰もが使いやすい教科書を目指した」と話す。
[最終更新日] 2024年11月03日 /[公開日] 2020年10月21日
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