適正な老眼鏡を適正な時期にかける大切さ
頸椎を傷めたあとで発症するバレ・リュー症候群という病気があり、この症状が老眼の初期症状と似ていることを梶田雅世義先生(医学博士)が「人生が変わるメガネ」選びの著書でご紹介されています。
深刻な病、バレ・リュー症候群だと思ったら実は老眼の放置による体調不良
2012年の暮れ、交通事故で頸椎を傷めたあとに発症するバレ・リュー症候群という病気について、再現ドラマ付きでテレビで紹介されました。これは頭痛やめまい、声のかすれ、全身の倦怠感や動悸などの症状が出る病気です。
これらの症状は日常生活に支障をきたすほど苦しいものにもかかわらず、なかなか的確な診断が下されず、「原因不明」のまま病院を転々としては長くつらい思いをされている患者さんが少なくありません。
梶田雅世義先生(医学博士)がこのバレ・リュー症候群について、眼科医としての見解をテレビ番組で述べたところ、同様の症状を抱えた方が「これは自分の症状にそっくりだ」「自分もバレ・リュー症候群かもしれない」と、全国から訪れたのです。
その数は123名にも達しました。
検査の結果、本当にバレ・リュー症候群であった方は3%、わずか4名にすぎませんでした。
原因がわからぬまま苦しんでいた方の病を特定できたことは喜ばしいことではありましたが、ではほかの方々はどうだったかというと、37%にあたる45名の方が、老眼を放置していたことによって、バレ・リュー症候群と同様の症状が出ていたことがわかったのです。
とくに40代、50代の働き盛りの方が半数以上占めていて、その多くが仕事もできないほどひどい頭痛や肩こり、目の奥の痛み、視力低下に悩まされていたのです。なかには周囲からの強いすすめもあって、精神科へ通院しているという方もおられました。
彼らは本当につらかったろうと思います。
慢性的な不調がどれほどまで、精神的に負担がかかるか。それを理解してもらえずにイライラし、人にあたってしまうこともあったでしょう。また仕事ができないことえの焦燥感も並大抵ではなかったと思います。
私自身、医師として、適切なメガネをかけるようにこれまで言い続けてきましたが、老眼を適切に扱わないと、バレ・リュー症候群と同様の症状が起こると理解し、大変なショックを受けました。
合わないレンズを使い続けること、また見えないにもかかわらず、ムリして裸眼で過ごすことで目の疲れや目の奥の痛み、ドライアイ、眼精疲労などを引き起こします。
それ以外にも、心身障害と思われるほど、重篤な状態になるのです。
バレ・リュー症候群かなと思っている方の名なの大半の方は、遠近両用メガネを中心に、最適なレンズを処方したところ、嘘のように全身の倦怠感やうつ状態が消えていき、治癒に向かったようです。
こうした症状になるまで放置してしまうことは、目と健康の関係が理解できていない人がまだ多数いることの表れと、啓蒙活動の重要さを思い知った出来事でもありました。
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[公開日] 2025年05月23日
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