水晶体の厚さを自在に変えることができることを調節機能といいます
物が見えるしくみは、目の水晶体でピントを合わせることで網膜上に像を写しだし脳へ伝達しています。カメラで例えると、レンズが水晶体と角膜、絞りが虹彩、フィルムが網膜のイメージですい。
目はどうやってピントを合わせているのでしょうか
目次
個人差はありますが、目は角膜表面から網膜直前までの眼軸長が24mmほどの球体です。この24mmとは日本人の平均的な数値です。これほど小さいにもかかわらず、まるで高性能の一眼レフカメラのような、いろいろなパーツで構成されています。
もっとも外界に面したところにあるのが、目に光を取り入れる窓のような役割をもっている「角膜」、そして角膜のすぐ後ろにあるのが「水晶体」です。
「角膜」と「水晶体」は、ともにレンズとピント合わせの役割を担っていて、角膜がおおまかなピント合わせを、水晶体が細部への微調整を行っています。
身体の組織のほとんどの細胞がつねに新しく入れ替わるのにもかかわらず、この水晶体は、生れた時の細胞が一生涯ほとんどくぁることがない特殊な組織でもあります。水晶体は「毛様体筋」と「チン小帯」によって支えられています。
毛様体筋が水晶体の厚みを薄くしたり、厚くしたりすることで、水晶体はピントを合わせる役割りを果たしているのです。
遠方を見るときは水晶体が薄くなり、2~3メートル先を見るときは水晶体が少し膨らみます。そして近い場所を見るときは水晶体がグッと膨らみます。
私たちが対象物に目を向けるごとに、水晶体は薄くなったり、膨らんだりを繰り返し、絶えずピントを合わせ続けているわけです。この水晶体の厚さを自在に変える力のことを「調節力」といいます。
若いときは、この調節力が万全で、どんな距離でも瞬間にピントを合わせますし、長く同じものを見続ける持久力もあります。ただし、この毛様体筋は加齢ともに能力が落ちていき、また、水晶体は硬くなっていくため、じゅうぶんに膨らますことができなくなります。
じゅぶんに膨らまなければ、近くを見ることができなくなります。それが老視、いわゆる「老眼」の症状なのです。ここからおわかりのとおり、近視、遠視、乱視と老視は、まったく別なもの。
近視、遠視、乱視と老視の関係
「近視の方は老視にならない」とよくいわれますが、近視の方は手元にピントが合っているため、老視になっても比較的手元が見えることから老眼に気づきにくいだけなのです。
ところが遠視の人は、もともと近くを見ることが苦手なうえに、若いころから頑張って手元にピントを合わせてきたので、調節力の低下を早く実感することになります。
「遠視の人は老眼になる」という話を聞いたことがある人も多いと思いますが、こちらも目にまつわる迷信のひとつ。
もともと近くにピントを合わせるのが苦手であるため、老眼鏡を早く使う必要に迫られることから、遠視=老眼というイメージななったのでしょう。
老視はどんどん進行していきます。水晶体はどんどん弾力を失い、60歳頃になるとほぼ厚さが固定されます。
年齢とともに遠くになる近点
新聞や雑誌の文字を見て、目にどれぐらいまで近づけるとボヤケ始めるかを年齢に応じて計測した距離を表示しました。この距離を近点と言います。(個人差はあります)
たとえば10歳のときには8センチの距離で見えていたものが、徐々に離れていき、これがグンと離れるのが40歳~45歳の間。
たった5年の間に、なんと22センチから33センチへと、11センチも遠くなってしまうのです。目はこんな状況であるにもかかわらず、多くの人が無理をしてスマホを見ているわけですから、疲れるのも当然でしょう。
それでも近視ならば、メガネを外せばなんとか見ることができますが、遠視の場合はどの位置にスマホがあっても見えないという状況になってしまいます。子どものころから「良い目」だと思い続けていた遠視の人たちは、実は人知らずとても苦労しているのです。
しかし今までの記載したことはあくまでも理論上の話です。実際には、60歳の方が100センチ離れたところでピントが合っていても、新聞の文字や雑誌の文字は離れ過ぎているので文字を読みとることは出来ません。
取り扱い店舗:
眼鏡をかける方々はお一人おひとりお顔立ち、見るための眼鏡レンズ度数、ライフスタイル等は違うことを前提に、当店は、特に40歳の方で近視度数が凹4.00D位の視生活の質を向上させるの選択肢として、中近両用メガネのご提案をさせていただいています。
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。
日本一早いマジックボード点灯で有名な、尼崎中央三丁目商店街3番街のマジックボド下にて営業を行っているメガネのアマガン センター店。
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[公開日] 2025年01月15日
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