保護メガネ 度付き レンズ
アイセーフティー保護眼鏡レンズは、日本国内でのEN166規格的製品度付き保護メガネとして、国内初の販売になります。
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工場や各種研究所等でお仕事をされている方々の中には、普段眼鏡を掛けている方もいらっしゃいます。この様な方々は、眼の安全に自身の眼鏡の上からメガネ用ゴーグル(Over-glasses)を二重に着用するケースが一般的でした。
しかしこの方法では、中に着用している眼鏡のレンズが曇ってしまったりと、作業時の安全や快適性を損なうケースも少なくありませんでした。
保護用メガネ セイフティレンズ度付き ダイレクト
目次
今回販売を開始した度付き保護メガネは、こうした普段眼鏡を着用しているユーザーのニーズに対応するもので、独自レンズ加工技術(プラチナコーティング<欧州EN166規格取得>)を活用することで、度数入りレンズを採用し、曇らず安全で快適な保護メガネを提供することが可能となりました。
ポリカーボネート& トライベックス
ポリカーボネートとトライベックス製のレンズはどちらも、通常のプラスチックレンズよりも薄く軽量です。また、太陽光の有害な 紫外線 を100%カットし、プラスチックやガラスレンズに比べて最大10倍の耐衝撃性能があります。
ポリカーボネートレンズとトライベックス製レンズは、 反射防止コート が施されていればどちらも、よりクリアで快適な視力を提供することができます。反射防止コートを施すことで、特に夜間の運転時や、グレア発生源があるその他の低照度の条件での運転時に、視界を妨げる煩わしいレンズの反射を除去することが可能です。
1⃣ポリカーボネート 1.59素材 polycarbonate
ポリカーボネートは1970年代に航空宇宙用に開発され、現在では宇宙飛行士のヘルメットバイザーやスペースシャトルのフロントガラスに使用されています。
ポリカーボネート製のメガネレンズは、軽量で耐衝撃性能の高いレンズの需要に応えて、1980年代初頭に導入されました。
それ以来、ポリカーボネートレンズは、保護メガネやスポーツゴーグル、子供用メガネの標準となっています。
ポリカーボネートレンズは、通常のプラスチックレンズよりも破損しにくいため、レンズをドリルでフレームに取り付けるリムレスアイウェアのデザインにも適しています。
他のほとんどのプラスチックレンズは、液体プラスチック材料をレンズの形で長時間焼成し、液体プラスチックを固化させてレンズを生成する鋳造成形プロセスで作られています。
しかし、ポリカーボネートは熱可塑性プラスチックで、小さなペレット状の固形材料を原材料としています。射出成形と呼ばれるレンズ製造プロセスで、ペレットが溶けるまで加熱されます。その後、液体ポリカーボネートはレンズの金型に素早く注入され、高圧で圧縮され、冷却されることで、ほんの数分でレンズの完成品ができあがります。
2⃣トライベックス 1.53素材 trivex
多くの利点があるにもかかわらず、保護用や子供用メガネに適したレンズ素材はポリカーボネートだけではありません。
トライベックスレンズは、2001年にPPG産業(PPG Industries)によって導入されました。ポリカーボネートレンズ同様、 トライベックス製のレンズ は薄くて軽量で、通常のプラスチックやガラスレンズよりもはるかに耐衝撃性能に優れています。
しかし、トリベックスレンズはウレタンベースのモノマーで構成されており、通常のプラスチックレンズと同じように鋳型成形工程で作成されています。PPGによると、このため射出成形されたポリカーボネートレンズよりも、よりシャープな視力が得られるという利点があります。
オプション加工
その1:超防曇・耐傷プラチナコーティング
この保護眼鏡は超防曇・耐傷プラチナコーティングを施し、どのような環境下でもくもりにくく、ずっとクリアな視界を保ち続けることができるため、安心して作業に取り組むことができます。
レンズのくもりや傷、埃などによる汚れは、視界を遮り集中力を低下させるため大変危険です。常にベストコンディションでいるために、クリアな視界を保ち続けることはとても重要です。
「プラチナコーティング」曇り止め最高水準の100倍を上回る防曇効果を発揮します。
プラチナコーティング試験はNESS+製品を使用し、EN166プロトコルに従って第三者の独立研究機関によって試験されたものです。
レンズの両面にコーティングを施しています。
プラチナコーティングはレンズの両面に防曇・耐傷コーティングが施されており、100回レンズを拭きあげても、その効果を維持し続けることができます。
EN166規格のプロトコルに従って第三者の独立研究機関によって実施された拭き取りの表面損傷の試験結果です。
その2:反射防止加工・撥水加工
反射による映り込みを防ぎ、撥水性、帯電防止性、耐傷性を強化するためのコーティングです。反射防止加工のないレンズでは光の透過率が10%~15%低減し、視認性が著しく低下してしまいます。このレンズは、99%の光を透過。鮮明で明度が高く、コントラストが効いた視界が叶います。耐傷性に優れた効果を発揮し、帯電棒止性と組み合わせることで静電気を除去。埃の付着を防ぎます。撥水性も兼ね揃え。レンズ表面の水滴を弾きます。
その3:ブルーライト反射防止、帯電防止・撥水強化、アンチスクラッチ(耐傷)効果のあるコーティング
LED照明やスクリーンなどのブルーライトを約20%カットし、日常的にブルーライトに晒される現代人のために開発されました。耐傷性に優れ、日常的な使用で付く細かい傷を防ぎます。帯電防止性によりレンズ表面への埃の付着を軽減。簡単なお手入れでレンズの透明度を高いままに維持します。
ポリカーボネート対トライベックスレンズ:簡単な比較
ポリカーボネートとトライベックスレンズの簡単な比較を参考にして、あなたに最適のレンズを選んでください。
■厚さ:
ポリカーボネートはトライベックスよりも屈折率が高いため(1.58 vs. 1.53)、ポリカーボネートレンズはトライベックスレンズよりも約10%薄くなっています。
■重量:
トライベックスはポリカーボネートよりも比重が低いため、ポリカーボネートレンズよりも約10%軽量です。
■光学的透明度(中央部):
トライベックスレンズは内部応力が小さいため、ポリカーボネートレンズよりもシャープな中心視野が得られます。
■光学的透明度(周辺部)
トライベックスレンズは、ポリカーボネート製レンズよりも、高いアッベ値を持ち、色収差の少ない鮮明な周辺視野が得られる場合があります。トライベックスレンズはアッベ値が高く、ポリカーボネートレンズよりも色収差が少なく、よりシャープな周辺視野が得られます。
■耐衝撃性能
ポリカーボネートとトライベックスレンズの耐衝撃性能は同等です。
■紫外線(UV)カット
ポリカーボネートレンズとトライベックスレンズは、特別な紫外線防止レンズコートを必要とせずに、太陽の紫外線を100% カットします。
■入手のしやすさ
ポリカーボネートレンズは、トライベックスレンズよりも幅広いレンズデザイン(例: 累進焦点レンズ や多焦点レンズなど)で入手可能です。 調光レンズ(フォトクロミック) は、どちらの材料でも入手可能です。
■コスト。
ポリカーボネートとトライベックスレンズのコストはかなり異なることがありますが、多くの眼鏡店では、ポリカーボネートレンズよりもトライベックスレンズの方が高くなっています。
取り扱い店舗
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。当店では、工事現場や製造現場、各種研究施設等でお仕事をされている方々の安全な保護メガネの情報を発信しています。
[公開日] 2024年01月13日
カテゴリー:メガネ一覧,眼鏡屋