遮光グラス眼鏡の種類&度付き対応
ここでの遮光は医学的見地からの意味を持つ遮光で、眩しさの要因となる500nm(ナノメートル)以下の短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう製作られた特殊カラーフィルターレンズのことを遮光眼鏡として明示しています。
遮光レンズとサングラスレンズの違い・・・こちらへ
雨上がりに美しい虹が見られることがあります。虹の色は赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色に分かれています。太陽の光には、多くの波長(光の種 類)が含まれていますが、人間の目が感じる波長は380nm~780nm(1nmナノメートルは1億分の1メートル)の間です。380nm(紫)より短い 波長部分に紫外線が、780nm(赤)より長い波長部分には赤外線が存在します。紫外線は以前から日焼けや雪目の原因として、生体を障害する強いエネル ギーを持つことで知られています。
まぶしさにより白く靄(もや)がかっているように見える状態を、短波長を取り除くことでくっきりさせ、コントラストを強調させます。
通常目の中に進入する光は、水晶体で短波長をある程度カットし、まぶしさを和らげています。(青色色が水晶体でカットされ網膜に届いていません。が、しかし長年にわたり水晶体が青色光を吸収しているために、眼疾患の原因になっています。)
白内障手術により眼内レンズを挿入し、見え方が改善しても、まぶしさやぎらつきが残る場合があります。(青色色が網膜に届くため眩しさを感じます。)
遮光眼鏡により、目に入る前に短波長光をカットし、まぶしさを抑えます。(青色色が遮光レンズでカットされ網膜に届いていません。)
最近紫外線に隣接する380nm~500nmの青色光線が目に対して非常に有害であることが分かってきました。青色光線は紫外線に次いでエネルギーが強 く、波長が紫外線より長い分眼球の中で減衰することなく、網膜まで届いてしまうのです。成人の中途失明疾患として知られている「加齢黄斑変性」の原因の一 つとしても考えられています。
白内障初期、白内障術後、網膜色素変性症、加齢黄斑変性、緑内障による視野狭窄、その他視神経疾患などまぶしさにより見えにくさを感じる方に特に有効です。
ロービジョン詳しくは・・・こちらへ
遮光レンズの種類 度付き対応可能
遮光眼鏡(遮光メガネ)はまぶしさの要因となる500nm(ナノメートル)以下の短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた特殊カラーフィルターレンズです。
また健常者の方であっても屋外でまぶしさを感じる場合、遮光眼鏡を使用すると防眩効果によりコントラストが上がり見やすくなります。
CCP
遮光レンズ『CCP』は、この網膜や角膜に大きな影響を与える380~500nmの青色の波長光を抑え、まぶしさを感じる眼疾患の違和感を緩和させることができるレンズ。
ワン&オンリーの視環境。自分らしくいられるための選べるカラーバリエーション。
CCP400
インドアからアウトドアまで、充実した視環境をおとどけする、カラーバリエーション。あらゆるシーンでお使いいただける豊富なカラーバリエーションで充実した視環境をおとどけいたします。
グラディエント CCP400
例え同じ眼疾患であっても、現れる症状の程度は人それぞれに違います。グラディエントシリーズで、よりジャストな美しい輝きを味わっていただくことを可能にします。
取り扱い店舗
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。当店では、スポーツどきの度付きカラーレンズの製作にあたり、さまざまなカラーの特性をご紹介いたしています。
2階 ロービジョンルーム
・深視力コーナー
・スポーツメガネコーナー
・度付きスポーツサングラスコーナー
・強度近視メガネメガネコーナー
・跳ね上げ式メガネコーナー
・大きいメガネメガネコーナー
・色弱メガネコーナー
[最終更新日] 2023年12月18日 /[公開日] 2023年03月21日
カテゴリー:メガネ一覧,眼鏡屋,ロービジョン