メガネレンズにおけるプラスチック素材のこと知ろう
メガネレンズ素材にはガラスとプラスチック素材があり、それぞれ短所と長所があります。ここでは主流となっているプラスチックレンズについて明記いたします。
メガネレンズ素材 プラスチック概要
人は情報の80パーセントを目から得ている大切な器官で、その目のサポート役にメガネレンズがあり、あなたの目のよきパートナーです。
無防備なプラスチックレンズを「コート膜」で守っています
メガネのプラスチックレンズは、基材(素材)の上に何層ものコート膜がほどきされています。それぞれが極めて薄い膜ですので、使用条件によっては、キズが付いたり、コート膜がはがれたりします。
メガネと長く快適におつきあいいただくために、ぜひプラスチックレンズの性質をよくご理解いただき、正しい取り扱いを心がけてください。
人間が五感を通して得る情報の約8割が視覚情報であると言われています。聴覚からの情報は約10%で、残りの感覚器官(嗅覚、触覚、味覚)で約10%を占めます。
ご購入直後でも、コート膜にヒビ割れを生じる場合があります
ヒビ割れの仕組み
たとえご購入直後であっても、プラスチックレンズは60°C以上の高温になると急に膨張する性質があり、コート膜にヒビ割れ生じる場合があります。
炎天下の車中や、サウナ、ドライヤーはもちろん、炭火焼肉やバーベキューなど、焼きながら食べるときもご注意ください。
顔が少しほてる頃には、レンズは高温になっています。
レンズに熱が加わるとレンズ基材とハードコートは膨張しますが、反射防止コートと撥水コートは膨張しません。このためレンズ基材とハードコートに引っ張られて、ヒビ割れの原因となります。
ヒビ割れ
上記写真はレンズの状態をご理解いただくための一例です。
プラスチックレンズの修理はできません
経年キズ・コートはがれ
上記写真はレンズの状態をご理解いただくための一例です。
キズが付いたり、コート膜がはがれたレンズ表面は、見た目以上にダメージを受けていると思われます。修理しようとして、あえて強い薬品でコート膜をはがしたり、高精度な研磨加工をほどこしても、レンズ表面が荒れてしまい再生させることはできません。
プラスチックレンズは、残念ながら修理再生することができない製品であることをご理解いただき、やさしいお取り扱いをお願いいたします。
プラスチックレンズは、繊細な光学製品です
自己キズ・破損
上記写真はレンズの状態をご理解いただくための一例です。
プラスチックレンズは素材が柔らかいため、強引にメガネをはずしたり、取り扱ったりすると破損する場合があります。
またキズに強いコート膜をほどこしても過信は禁物です。レンズ面を下にして机の上に置いたり、むき出して鞄(カバン)やポケットから出し入れするのはキズのもとです。
レンズの拭き方
眼鏡に指紋などの汚れがぺったりと付着しているのは、なんとも不快この上ない。汚れたら小まめにクリーニング。ケースにセリート(眼鏡拭き)をいれておき、気になったら優しく吹いてあげる。ただし、セリートにホコリがついていると逆効果になるので要注意。
■レンズの拭き方にも注意が必要
サンドイッチを摘まむときのように指の跡がつかない程度の力加減が目安。セリートにホコリがついていないことを確認する。理想は持たれたレンズの方を拭くことです。
眼に見えない傷でも、レンズに施されたコーティングが破損していることもあるから注意が必要です。
超撥水コートでも水ヤケを生じる場合があります
上記写真はレンズの状態をご理解いただくための一例です。
超撥水コートは水や油を弾いて水滴にしますが、水滴の含まれる汚れの成分は、そのまま乾燥すると水ヤケとなって固着する場合があります。
大切なのは、水分が乾かないうちに拭き取ることです。
購入したばかりの新しいレンズの表面は、滑らかで撥水効果が高いため、水分が微細な水玉となって付着します。このため光が乱反射して曇りと感じますが、軽くレンズを拭きながらご使用いただければ、曇りやすさは徐々に落ち着いてきます。
プラスチックレンズは経年変化します
上記写真はレンズの状態をご理解いただくための一例です。
プラスチックレンズは、紫外線や熱、水分などの吸収によって、素材の色が徐々に変化(経年変化)します。
無色レンズは、素材の色調が徐々に黄色味を帯びてきますが、カラーレンズは黄色味に加えて、染料の色調も徐々に変色・退色します。
プラスチックレンズは、大事に保管しておいても、徐々に劣化(経年変化)していきます。1年ごとを目安に点検を受け、劣化があれば早めの交換をおすすめします。
メガネをご使用中に片方だけ新しいレンズに交換すると、左右の色調が合わなくなってしまいますので、レンズ交換する場合左右の同時にすることをおすすめいたします。
取り扱い店舗:
眼鏡をかける方々はお一人おひとりお顔立ち、見るための眼鏡レンズ度数、ライフスタイル等は違うことを前提に、当店は、視生活の質を向上させる技術を提供する眼鏡専門店として、さまざまなブランドフレームを準備させていただき、ご満足のいくメガネ選びのご提案をいたしております。
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。
眼鏡にご興味のある方へ
今回ご紹介させていただいている内容(メガネフレーム素材もいろいろ)は、「眼鏡の本」より引用させていただいてます。ご興味のある方は是非ご愛読くださいませ。
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眼鏡専門店メガネのアマガン センター店の取り組み!
●読売新聞朝刊に当店の取り組みの取材を受け掲載されました・・・こちらへ
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[公開日] 2025年11月16日
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