聞こえの状態はお一人お一人違います。
そのため、現在の聞こえを正確に確認するとともに、聞き取りにくい言葉を識別するために言葉の聞き取りについての確認を行っています。

その為にも聴力の測定は欠かせません。

長所

1. 数多くの器種が揃い経度～重度まで対応。
2. 耳あな形より安価、フル機能を掲載、利得／出力も大きい。
3. 耳あな形に比べて紛失のリスクが少ない。
4. 耳あな形に比べてスイッチ関係が大きいので操作がし易い。
5. より個性的なカラーケースがある。
6. 電池交換が楽。

短所

1. 男性の場合は髪の毛が短いので人目につきやすい。
2. 夏場は汗の影響を受けやすい。
3. RICタイプは耳垢が湿っている場合、故障しやすい。

長所

1. 目立たない。
2. 軽くて小さく行動しやすい。
3. 電話を多用する方には便利。
4. オーダーメイドでお一人お一人の耳方の形に合わせて製作できる。

短所

1. 小さくて紛失のリスクが高い。
2. 小さくて操作がしにくい。
3. 高度難聴者には不向き。
4. 耳垢が湿っている場合、故障しやすい。
5. 自声がこもる場合がある。

長所

1. スイッチ類を手元で容易に操作できる。
2. 高出力で強い音量感がある。
3. マイク部分を相手の口元に近づけることにより、騒音の中でも聞き取りやすい。
4. 電池の入手が容易で交換が楽である。

短所

1. 大型で目立ちにくい。
2. コードが邪魔である。
3. さまざまな雑音が入りやすい。
4. 細かい調整が出来ない。

長所

1. 耳をふさがないため音の反響や閉塞感がなく音質が良い。
2. 外部の雑音や騒音に影響されにくい。
3. 耳栓をつけないため耳に閉塞感がない。

短所

1. 高度な難聴には対応できない。
2. 位置がずれるとうまく聞こえなくなる。
3. 振動を伝えるために締め付ける必要があり、それにより耳が痛くなる可能性がある。
4. 感音性難聴には対応できない。

聞こえが悪くなったときに困るのは人との誤解を招き、他の人とのコミュニケーションに支障をきたすことです。話しかけられても内容がわからないので生返事ををしたり、受け答えがうまくできなくなって会話をさけるようになり、徐々に孤独感を感じ始めたりします。

また、聞こえが悪くなったために、消極的になったり、仕事やコミュニケーションに影響がでてくるようだと困ります。実際にご自身で不自由を感じ始めたら装用したほうが良いと思います。

補聴器は以前の聞こえに戻すものではなく、今、持っている聞こえの能力を活かして聴力の低下を補うものであり、また、その能力を維持するものです。

補聴器を付けた時の効果も個人差があり「せっかく補聴器を付けたのに思ったほど聞こえない」と言われることもあります。
１００％元の聞こえになる事はありませんが、低下した聞こえが少しでも聞こえるようになりコミュニケーションを手助けしてくれるものです。