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老視世代の視生活 2 遠近両用メガネについて

初めての遠近両用メガネについて知っていただきたいこと

遠近両用メガネにすれば、今抱えている見ることの不便さが全て解消できると思われがちですが、実際の視生活においては違った意味での問題点(それぞれのライフスタイルによって違います)もでてきます。そのためにも、少しでも遠近両用メガネといった眼鏡を理解いただければ幸いです。

遠近両用レンズの概要
遠近両用レンズの視界

遠近両用メガネの説明

遠近両用レンズは、いろいろなメーカーから多種多様なレンズが販売されています。薄型化などの素材の違いや、コートの種類もありますが、遠近両用レンズは、さらに設計の違いで種類が豊富にあります。

遠近両用レンズ境目がないレンズの構造 遠近両用メガネや中近メガネを快適に使いこなすコツより引用
図1 遠近両用レンズの構造

遠近両用メガネは、見た目は普通の透明なレンズですが、上部に遠くを見るエリア=遠用部、下部に近くを見るエリア=近用部、それを結んで徐々に度が変わるエリア=中央部、が設計されていて、両サイドに少し物が歪んで見える(収差が出る)エリアがあります。(図1)

ごく簡単に言いますと、遠用部や近用部を広くとると、収差の度合いが強くなります。こういう設計をハード設計と言い、一般に近視系の目の人に合います。一方、収差の強さを抑えて、全体にマイルドな見え方にしたものはソフト設計で、一般に遠視系の目の人に合います。(遠視系のメガネは凸レンズで、物が少し拡大され、収差が感じやすいため。)

累進帯見るコトより引用
累進レンズ

また、中間部の長さ=累進帯長は1mm刻み、10mm~15mmくらいで、短いほど収差が強くなります。あと、遠用部と近用部の度の差=加入度は、0.25飛び、1.00(40代後半)~3.00(60代後半以降)くらいで、大きくなるほど収差が強くなります。

中間部が短いと上下の幅の狭いフレームに対応できたり、遠用部や近用部を広く取れます。しかし、中間が短いレンズで加入度が強くなるほど収差が気になったり、パソコンの画面などを中間部で見る時に狭さを感じます。では、できるだけ累進帯長を長くすればいいかというと、あまり長いと目線が近用部に届かないという問題がおきます。

以上が遠近設計の基本ですが、さらに遠用重視の設計、近用重視の設計等、使う人の使用環境

このようにレンズはいろいろ開発されていますが、メガネとして活かされるかどうかは、使用者の目の状況と使用環境を適切に把握し、最適な設計のレンズを選び、加工や調整で目とメガネの距離や角度等、位置関係を正確に合わせるといったメガネ店の技術者にかかっています。

お使いの遠近両用メガネに不具合を感じる場合、3点ほどチェックポイントがあります。

遠近両用レンズアイポイント
遠近両用レンズと瞳孔合致

1つは、目の中心とレンズの焦点の位置、眼とレンズの距離、レンズ傾き具合等、眼とメガネの位置関係が適切でない場合です。この場合は、メガネを変えなくても調整を正確にしなおせば解決する場合があります。

有限会社ojimより引用
レンズメーカー

2つ目は、レンズ設計が合っていない場合です。レンズメーカーは何社もあり、各社がいろいろな設計のレンズを出しているので、メガネ店が、使用者に一番合った設計を選択する必要があります。

例えば、近いところを見る時に、レンズの累進帯長が長くて、目線がレンズの近くを見るエリアにとどかない、といった事例は時々確認されます。レンズ設計が合わない場合は、レンズを替える必要がありますが、目の状態や使用環境に合った設計レンズに変えるとかなり快適な見え方になります。

3つ目は、度数が合っていない場合です。老眼は進行するので、その結果度が合わなくなったりします。また、老眼の進行と共に、従来より少し近視の度合いが弱くなることもあり、」以前のメガネだと目に負担がかかっていることがあります。

メガネ 視力表
視力表

メガネは視力的に目に合っていることが前提ですが、ファッション的に似合っていることも重要なポイントだと思います。

遠近両用メガネが必要な世代は、エイジングケアに関心がある人も多いと思います。メガネのデザインや色により、だいぶ若々しい印象にできます。また、レンズにうっすら色を入れることで、目元の小じわやくすみを目立たなくすることができ、オシャレの重要なアイテムともなります。

老眼対策のメガネとしては、生活のほとんどの場面に対応できる遠近両用メガネが一般的ですが、より快適な視生活を実現するために中近メガネを併用する場合があります。

ココナラより引用
中近レンズの概要

中近メガネは遠近両用メガネの設計技術を応用して作られたメガネで、設計上は中間部が18mm~25mmと長く、遠用部が狭い構造になっています。視線のほとんどが中間部と近用部を使うことになります。その結果、お手元からパソコンの画面あたりが遠近両用メガネより広い視界になります。

遠用部が狭いのと、度数が連続的に徐々に変化している中間部で少し離れたところを見るため、遠いところが少しぼやけたり、遠近両用メガネの見え方に慣れていると、使い始めの時に、少し離れたあたりの見え方に違和感がある場合があります。

では、中近メガネはどういう時に便利かと言うと、長時間のデスクワーク、細かいものを見る場合、また、50代後半以降で、遠近でパソコンの画面をアゴを上げて見て姿勢的に疲れる。等の場合に便利です。室内程度の距離なら普通に遠いところも見る事ができ、掛けたまま歩くことができます。

中近レンズもいろいろ

中近レンズは、近く重視の設計や、遠くもある程度見える設計など、設計上の特徴が遠近両用レンズ以上にハッキリしています。また、メガネ店での度数の決め方や、メガネフレームへのレンズのセット位置でも見え方がだいぶ変わります。

それで、中近メガネを作る場合は、使用者とメガネ店でよく意思疎通をしておかないと、思惑通りのメガネにならない場合があるので要注意です。遠近両用メガネの場合もそうですが、メガネ店に相談に行く前に、現在見え方でどういう時に不便を感じているか、パソコンを長時間使うか、その場合のパソコンのモニター(画面)の目からの距離や高さなどを説明できるよう整理しておくのが良いと思います。

近近レンズの種類

ほかには、近々メガネというものもあります。老眼鏡に少し奥行きを持たせたメガネです。用途はほとんどパソコンを使うとき用で、特に老眼がだいぶ進んだ60代以降でパソコンを楽に見たい場合です。掛けたまま歩くのは適していません。

あと、老眼鏡を使う場合、既成老眼鏡は安くて便利ですが、目のためには測定に基づいた正確な度数と、瞳とレンズの焦点の正しい位置関係から作られたメガネをオススメします。

続きは・・・・・・・・引用文献のご案内

服は身に着けるもの、服にはいろいろな本が出版されているのにメガネについての本が少ないのが現状です。メガネだって身につけることで最近ではファッションとして捉えられていて、その上に、「見る」という大切な人間の情報源のです。なのにファッション雑誌はもちろん「目」についての本も殆ど市販なく、このような中、眼鏡店の方やメーカーなどの方が経験を活かし出版されている本がありました。

このページは小冊子の一部を抜粋して掲載いたしています。

遠近両用メガネや中近両用メガネを快適に使いこなすコツ
丸山 毅 著

タイトル:遠近両用メガネや中近両用メガネを快適に使いこなすコツ

著者:丸山 毅

発行人:Amazon.co.jp カスタマーサービス

発行所:Amazon.co.jp カスタマーサービス

老眼とメガネのことがわかる本
新聞に連載した「老顔世代の快適視生活講座」を1冊にまとめました!

快適な眼鏡製作のご提案店舗:

メガネのアマガンセンター店
跳ね上げ式眼鏡専門店:
メガネのアマガン センター店

眼鏡をかける方々はお一人おひとりお顔立ち、見るための眼鏡レンズ度数、ライフスタイル等は違うことを前提に、当店は、各年齢に応じた快適なメガネづくりを目指し、人生における視生活のサポートに日々勉強を重ねています。例えば、40歳の方が直面する老眼の始まりについて、各人が仕事や趣味等の生活における見ることのこだわりをご提案しています。

メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。

日本一早いマジックボード
メガネのアマガン センター店 
マジックボード下

日本一早いマジックボード点灯で有名な、尼崎中央三丁目商店街3番街のマジックボド下にて営業を行っているメガネのアマガン センター店。

メガネのアマガン センター店地図
メガネのアマガン センター店

住所:

〒660ー0884

兵庫県尼崎市神田中通り3丁目43番地

電話:

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眼鏡専門店メガネのアマガン センター店の取り組み!

●読売新聞朝刊に当店の取り組みの取材を受け掲載されました・・・こちらへ
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[公開日] 2026年10月21日
カテゴリー:メガネ一覧,眼鏡屋


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