丸メガネ 太いフレームセルロイド ガイヤード(Gaillard)
ロイド眼鏡(ロイドめがね)は、眼鏡のデザインの1つ。セルロイドで出来ていたということと、アメリカの喜劇役者ハロルド・ロイドが劇中でかけていたことから、二つの意味を持って「ロイド眼鏡」という。
ガイヤード(Gaillard)
目次
セルフレームの丸メガネで鼻パッド付きの「ガイヤード」が完成しました。
他の素材のメガネではなかなか味わえない、独自のボリューム感を持つものが、セルフレームの丸メガネです。
福井県鯖江市の、蔵で寝かせて乾かし、油脂成分を凝縮したという『濃厚アセテート』を用いた丸眼鏡。鼻パッドを広く設置し、レンズ部はやや小さめに。それはデザイン・企画が高難度となる分野。
その他の種類・カラー
真円・ 疑似真円・ ラウンドオーバルの3型のレンズタイプがあります。
真円(42□24)
真円にするべき最も正統派の伝統的な色となっています。黒は黒でも、このガイヤードの黒 (M59-551) はヨーロピアンな風合いを感じる特別な雰囲気。メガネの産地、福井県鯖江市の蔵の中で乾燥させた、「濃厚アセテート」の高級な黒の素材感。
触り心地もさることながら、鼻部分の小さな斜めのカットも、自然な流れでフォルムを形作っています。
智(ち)の、横への張り出しが小さいことも、アメリカンな雰囲気ではなくフレンチ寄りのイメージを出すことに一役かっています。レンズ型は真円。レンズ横幅とレンズ縦幅を同じ42mmの設定にて製作。
疑似真円(43□24)
ラウンドオーバル(44□24)
ガイヤードの鼻について
今回の『ガイヤード』は、レンズ型にも気を遣いましたが、特に鼻パーツの付ける位置取り、鼻部分まわりのデザインに工夫を重ねた意欲作です。
「24ミリ」の広めの鼻幅(レンズとレンズの間の幅)を持つセルフレームのデザインは難しいもので、自然な雰囲気で、なおかつ24mmの鼻幅のものを作るにあたり、かなりの試行錯誤を重ねました。
外国人用のセルフレームであれば、ものすごく広く鼻パッドを付けたり、ものすごく鼻パッドを上に付けたり、ほんのすこしだけしか鼻パッドを付けない、などとすれば済みますが、
それでは一般的な日本人の鼻には、たいてい合わせにくくなります。
最終的には、裏から見たら相当な「狭めの設置」「下部に設置」「わりと大径の鼻パッドを設置」とし、それでいて正面には「斜めカット」を施すことで、自然な見た目に落とし込んだままでの日本人向けのセルフレーム丸メガネ に仕上げることに成功。
「下部に設置」「わりと大径の鼻パッドを設置」(画像は カラー バラフ横流れ 641139 です)
懐古調のメガネが好きな日本人的なサイズの鼻を持つ人にはこのうえもない好相性となるインパクト。
(画像は カラー 茶バラフリッチ LAD8822Ⅲ です)
鼻パッドの上下位置の位置取りは、レンズの天地中央の、やや下くらいという平均的な配置取り。
この場所に鼻パッドを配置していながら、鼻幅サイズ24mmを確保したことが、「丸メガネの世界の奇跡」と呼ぶべき事態と言えるでしょう。
取り扱い店舗
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。当店では、ラウンドメガネをオシャレと捉えてアイファッションのコーナーを設け眼鏡を製作するご提案を行っています。
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[最終更新日] 2021年09月30日 /[公開日] 2021年09月27日
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