大型免許を取得時の深視力
一般の方にはあまり耳慣れない深視力ではありますが、職業において大型免許等が必要な方々においては、深視力検査の適正が合否に関わる人もおられたり、スポーツにおいては、とくに球技をされる方によってはパフォーマンスに差が出てしまう大切な目の機能です。
大型免許や二種免許の取得・更新の際には、通常の視力測定とは別に「深視力」の検査が必ず行われます。深視力情報発信基地・・・こちらへ
深視力とは
目次
深視力とは「視力が良い、悪い」と言われる一般的な目の視力検査ではなく、「距離感・立体感」を感じる動体視力の部類になる視機能。
例えば、日常生活においての深視力・・・
日常、外出どきに意識をして物を見る。たとえば道路で信号を見るときに、自分の立っている場所と信号までの距離が、どのくらいあるのかを目測します。この距離が実際の距離と近ければ深視力という目の機能の適性が確認できます。
距離感や位置関係を正しく判断することを、ライフスタイルの中で目視してみましょう。
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深視力検査
一般的に深視力検査を受けられる方が多いのが第二種運転免許の取得時、更新時が一般に知られています。種類としては、大型免許、中型免許、準中型免許、けん引免許、普通二種免許、中型二種免許、大型二種免許があります。
深視力検査は、「三稈法(さんかんほう)」という方法が使用されています。この方法は3本の棒があり、真ん中の1本だけが手前と後方に動くという仕組みになっていて、その前後している棒が止まっている横の棒と並んだタイミングで合図を送るというシンプルな方法です。
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深視力検査が苦手な方は深視力メガネで万全
大型免許や普通2種免許取得、更新時の深視力検査が不合格な場合でも、両眼視機能が正常であれば深視力メガネを作製することで大丈夫です。
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ただし、免許試験に合格することを保証するメガネではありません。
深視力検査が必要な場合と場面
深視力が適正かどうかということは一般的な生活においてはあまり重要視されませんが、職業上必要な方、球技スポーツにおける運動能力の差など、目に見えて必要な場面と無意識における場面での能力差が考えられます。
運転免許試験と深視力
大型・中型・準中型の第一種免許、けん引免許、第二種免許の取得および更新時に必要となります。
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鉄道運転手・パイロット・ボートレーサー等の試験にも必要となります。
スポーツと深視力
深視力がスポーツ競技の結果を左右する?と言っても過言ではないのです。
競技として・・・バスケットボール/サッカー/野球/ソフトボール/ゴルフ/テニス/スキー/バレーボール/カーレース/バイクレース/陸上競技/格闘技/卓球/自転車競技/スケート/アイスホッケー/ラグビー/アメリカンフットボール/バドミントン/ラケットボール/水泳/サーフィン/ボディボード/スケートボード/体操など
われわれは両目を使って1つの像を知覚する。両目は連係して働き、各々の眼の認識が統合される。たとえば、奥行き(距離)は、それぞれの眼が捉えた平面像が脳のなかで1つになり、立体像をつくって認識される。
その結果、容易に距離を判断し、空間のある物体の位置がわかるのである。この視覚機能が深視力である。反対に、このように両目がうまく連係して働かないと、距離も位置も判断できないのである。
今日のようなスマホ時代では、きわめて近い距離での作業を集中して行うので深視力がいちじるしく悪くなっているのです。
例えば、テニスと深視力
ミス・ショットの原因の1つは、ボールとの間合いのとり方にあります。たとえわずかでも、近すぎ遠すぎ前すぎ後すぎなどのミスがあれば、正しいストロークができません。間合いの取り方のミスは、1つには、相手のショットのスピード、方向、回転などを、正しく見きわめられないためです。深視力は、ショットの距離の目測を正確にし、相手の位置に合わせたショットを選ぶために、威力を発揮するでしょう。
例えば、ゴルフと深視力
距離の予測は、直接スコアに影響する大切な能力です。セカンド・ショットで距離を誤認しクラブ選択をまちがえると、せっかくナイス・ショットをしても、池やバンカーなどにつかまったり、OBになりかねません。また、アプローチやパッドなどでは、微妙な距離感が、ショットやストロークに影響を与えます。そのベースとなるのが深視力です。
例えば、野球と深視力
打球の角度、速さ、方向、高さなどを瞬時に判断し、捕球体勢に入るためには、深視力の能力が必要とされるでしょう。ライナー性のあたりに対しては、打球音を手掛かりに対応することもあるようですが、やはり深視力は守備の基礎的な映像情報を得るために欠かせません。
例えば、サッカーと深視力
サッカーでパスを通すときを考えていただくとご理解いただけると思います。ボールを蹴る前に、どの辺りに蹴るかを一瞬で判断するときに距離感を目視しています。これが、深視力の優れた人が競技において正確なパスをもたらすのです。
例えば、バスケットボールと深視力
バスケットボールで正確なシュートをするために重要な視覚要因といえば、動体視力と深視力です。この深視力によって、どのくらい弧を描いて投げればいいか予測できる。コートからのジャンプショットを、10回のうち9回も軽く入れてしまう選手は、リムの位置、ボールとゴールの間の距離を正確に判断しているのである。
例えば、アイスホッケーと深視力
同じコートに敵味方が入り乱れるホッケーのような混戦ゲームでは、敵や味方との距離感の正確な把握が、プレーの基本になります。少しでも有利なオフェンス・ポジションを得て、効果的なパス、シュートを行うために、あるいは少しでも効果的なディフェンス・ポジションを得るために、常に敵や味方との距離感や位置関係に注意しなければなりません。深視力は、そのポジショニングに、欠かせない視機能です。
例えば、格闘技と深視力
ボクシング系の格闘技は、レスリング系よりも距離感が大切です。レスリング系も間合いに注意しますが、組み合ってしまえば視覚情報の重要度は、それほどでもなくなります。たとえばボクシングでは、相手のパンチがクリーンにヒットせず。自分のパンチが決めやすい間合いを常に維持することが,攻撃の主導権を握るポイントになります。その間合いは非常に微妙なので、深視力によるデリケートな判断が求められます。
深視力検査が出来る店舗:
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市/西淀川区/豊中市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。当店では、深視力でお困りの方々のサポートをおこな
[最終更新日] 2024年01月21日 /[公開日] 2022年10月24日
カテゴリー:メガネ一覧,眼鏡屋,深視力