利き目と利き手の関係が競技力に影響するらしい
利き手という言葉は誰でも知っているはずですが、利き目は聞いたことがないという人もいるかもしれません。利き手がふだん主に使う手であるように、利き目も、主に使うほうの眼です。私たちは両眼でものを見ますが、両方の目を同じように使っているのではなく、どちらかを必ず主にして見ているのです。
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最近、この利き目と利き手との関係が、競技力に影響しているのではかいかということが、研究者の間で話題になっています。
利き目が左で利き手が右のほうが、野球の打撃やバスケットボールには有利だとか、利き目も利き手も右のほうが、投擲競技には有利だとか、いろいろな調査が発表さrています。
利き目テストと利き手テスト
目次
たとえば、こんなテストをしてみると、どちらの眼えを主にして使っているかがわかります。
① 両目で部屋のかけ時計のひとつの数字を見てください。もちろん時計の数字でなくてもかまいませんが、あまり大きくないものを見ます。
② 腕をのばして人差し指を立て、数字が隠れるようにします。
③ 右目を閉じます。
④ (右目を開き)左目を閉じます。右目を閉じたときに、数字が指から外れ、左目を閉じたときに数字が指から外れなければ、あなたが主にしている眼です。つまり利き目は右で、その逆であれば、左目が利き目となります。
聞き手は、ふだん主に使っている方の手が利き手です。しかし、左右同じように使える人も少なくなく、「利き手テスト」で調べます。「消しゴムはどちらの手に持って消しますか?」「ハサミはどちらの手に持って使いますか?」「ボールを投げるのはどちらの手ですか?」など。
交差性と非交差性の関係で有利不利が生まれる!?
このようにして判定した利き目と利き手が、プレーにどのように影響するかということを調べるために、研究者は利き目と利き手の関係を、交差性と非交差性の2種類に分けています。
・交差性
利き目が右で利き手が左/効き目が左で利き手が右
・非交差性
利き目も利き手も右/利き目も利き手も左
つまり、利き目や利き手がどちらかを問題にするのではなく、その相互の関係がどうかというこうが、プレーに影響する考えているわけです。
たとえば、射撃の選手の場合、非交差性でないと命中は期待できません。照門あるいはリブを見るのと同側の手で引き金を引く必要があります。また、アメリカ大リーガーのある調査では、交差性の選手が多いチームの成績がよいほどという結果が報告されています。
そして、バスケットボールでは交差性のが有利で、 投擲競技 では非交差性のが有利だと報告もあります。
本当に有利不利があるのかはまだはっきりわかっていない
ところが、それらの調査にはまだ不十分な点が多く、各スポーツに交差性、非交差性がどのように影響しているのかは、はっきりわかっていません。
しかも、利き目の機能がそうでない眼の機能とどのようにちがうのかもまだ不明です。今後の研究成果を待たなければならない点がたくさんあるのです。
しかし、眼に利き目があり、手に利き手があることは確かで、その関係のちがいが、スポーツの競技力に、なんらかの影響を与えているだろうと想定することは、研究する価値があると思われます。今後の研究成果により、利き目、或いはそうでない目の視機能を意識して鍛えれば、プレーが向上するということが証明されるかもしれません。
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[最終更新日] 2023年07月16日 /[公開日] 2021年10月24日
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