ナースから准看護師の眼鏡をご提案
一昔前は看護(病院,診療所などで医師の診療を助け,病人の療養の世話などの業務をする)のお仕事が女性(看護婦)の方が多く、男性の方(看護士)は殆どいなかったのですが、昨今では看護のお仕事も男子が就くようになりました。このようなお仕事に疲れている方々に適したメガネをご紹介いたします。
眼鏡を外すと注射針やカルテが見やすくなる方・・・こちらへ
また、2001年(平成13年)の保助看法改正時で、「看護婦」や「看護士」全て「看護師」に統一されました。性別によって異なっていた呼び方が統一されたのです。
看護師のお仕事で「見る」を考える
看護師のお仕事をされている方は20代の方から、さまざまな年代の方々が我々の生命を守っていただいてします。看護のお仕事は問診や各種検査、点滴や注射、食事・排泄の補助、患者移送、検温や入浴の介助、体位交換、記録、巡回、ベッドメイキングなど、細かい作業から動力的作業まで広範囲です。
夜勤の勤務、ずっとコンタクトレンズを付けたままでいると、24時間空調が入りっぱなしの病院ではとても乾燥しやすい状況です。乾燥した状態でのコンタクトレンズの長時間使用は、特に目への負担が大きく、使用し続けることで充血するだけでなく角膜に傷が付き、感染症などに繋がる恐れもあるので、注意が必要です。
近視の方のメガネ選び
■軽度近視の方(凹3.00D以下)■中等度の近視の方(凹3.25D以上凹6.00D)■強度近視の方(凹6.25D以上)
軽度近視/中等度の近視/強度近視の方に関わらず、最近看護のお仕事を終えた後、肩こりが酷くなったり、目の疲れを感じるようになった方は眼鏡が原因の場合があります。眼鏡を掛けたまま手元の作業や文字を見ていると、目の調節力の衰えによって「肩こり」「眼精疲労」といった自覚症状として表れているかも知れません。
年齢によって変わってきます。
1)45歳までの方で、看護のお仕事どきに近視の眼鏡を掛けている看護師の方を考える。
軽度近視/中等度の近視/強度近視の方に関わらず・・
●このような方へのお奨め対策:眼鏡であればアシストレンズ設計
・アシストレンズについて
下記イラストは、一般レンズ(上図)とアシストレンズ(下図)の手元を見る時の調節力比較です。
つまり、上図の一般レンズ装用で手元の作業を続けると目の筋肉の緊張が大きく、水晶体の膨らみ(調節力)が大きくなります。そのため、アシストレンズを使用することで調節力も小さくなり、目の緊張度合いを軽減できます。
2)45歳以上の方で、看護のお仕事どきに近視の眼鏡を掛けている看護師の方を考える。
●軽度近視の方(凹3.00D以下)
●このような方へのお奨め対策:
眼鏡であれば③遠中レンズ(50歳前後まで)/①遠中近レンズ/②中近レンズ/⑥単式跳ね上げメガネフレーム/⑤眼鏡チェーンなど
●中等度の近視の方(凹3.25D以上凹6.00D)
●このような方へのお奨め対策:
眼鏡であれば①遠中近レンズ/②中近レンズ/⑥単式跳ね上げメガネフレームに遠中レンズ/⑤眼鏡チェーンなど
●強度近視の方(凹6.25D以上)
●このような方へのお奨め対策:
眼鏡であれば①遠中近レンズ/②中近レンズ/⑥複式跳ね上げメガネフレームの内側に近々レンズ、外側に遠用単焦点レンズなど
①.遠中近両用メガネ
下写真は、遠近両用境目の無いメガネを装用した見え方イメージです。
「遠近両用メガネ」とは、1本の眼鏡で2つの見え方ができる眼鏡のことです。 レンズの上部分に遠くがハッキリする度数と下部分に手元の文字がハッキリ見える度数が入ったレンズのことです。視線を上下に動かすことで、遠くも近くも見ることができます。 人は、年齢を重ねるとともに、目のピントを合わせる機能が落ちてきます。
②.中近メガネ
下イラストは、中近レンズの度数分布イメージです。
「中近両用メガネ」とは、手元から室内(3~4メートルほど)まで遠近両用メガネに比べて広く楽に見えるメガネです。問診や各種検査、点滴や注射など、手元の作業どきにストレスを感じず見え、病室内の患者さんの動きも違和感なくスッキリ見えます。
③.遠中レンズ
遠中近両用メガネと違って足元の歪みや左右のユレが比較的少なく、立ったままであれば遠くからパソコン画面や、手元の資料などは少し離し気味であれば見える状態のレンズ設定をすることで、スムーズに遠近の視界を違和感なく見ることができます。
④.おしゃれなメガネチェーン
下写真は、手元を見るときにフロント部(前枠)が上がるフレームです。
単式跳ね上げメガネは、老眼でお手元を見る時に不便を感じていらっしゃる方に便利な遠近メガネです。ご使用できる目の条件が揃えば、「こんなに便利なメガネ、どうして使わなかったのだろう?」となるのではないでしょうか。
近眼の方はメガネを掛ければ遠くが見え、外せば近くが見えるという場合が多いの方に最適な眼鏡です。でもいちいちメガネを掛けたり外したりするのは、手間ですし作業効率も落ち、フレームが歪んだり、置いた場所を忘れたり等、さまざまな問題が生じることでしょう。
そこで跳ね上げメガネの出番です。前枠をさっと跳ね上げればメガネを外したのと同じで、お手元が良く見えるようになります。
また、遠くは裸眼で良く見えるという方は、跳ね上げて遠くを、下げてお手元を見るということで便利に使えます。用途や、度数等によって使い方がいろいろに変わりますので、当店専門スタッフにご相談下さい。
⑤.メガネチェーン
メガネを外したときに置き忘れ等がなく便利な眼鏡チェーン。外したメガネを探す心配もなく、作業効率も大幅アップです。
眼鏡ストラップやグラスコードなどとも呼ばれています。ひも状になっていてメガネのテンプルに取り付け、首にかけることで、メガネを外しても胸元にメガネがぶら下がることで身近にあることで、外しても安心感があるので作業もスムーズに流れます。
⑥.複式跳ね上げメガネフレーム
眼鏡のフロント部(前枠)が2枚構造になっていて、跳ね上がったときに後枠があり二重になったフレームです。
眼鏡の前枠と後枠に合計4枚(2組)のレンズを入れて装用します。
近視の度数が強くなってくると、眼鏡を外して近くを見た時には眼前10cm位(人によって違います)に寄せないと手元の文字や作業がハッキリしない方もいらっしゃいます。このような方が遠近両用メガネを装用したが、見え方に違和感があったり、手元の見える範囲が狭く使いにくい方にオススメです。
⑦.近々レンズ
50歳を超えられて強度の近視の方が、30cm~40cmに合わせた老眼鏡を制作すると、50cmや70cm位の距離が老眼鏡でも普段遠くを見ている眼鏡でもボヤケてしまいます。
このような方々にオススメのレンズ設計が近々レンズ(近用ワイド)です。案外この距離は看護のお仕事時にしっかり見えないといけない距離と思われます。
⑤内掛けメガネフレーム
看護のお仕事の中で、カンファレンスやカルテの資料製作どきには便利なフレームです。
ちょっと近用が見えにくくなったという遠近・中近のお客様へのご提案。
普段眼鏡を掛けていない方の老眼鏡対策
40歳を超えられてくると、今まで全くメガネと縁がなかったかたも看護のお仕事時に支障を感じてこられます。
老眼が出始めるとカルテの内容や点滴用容器の表示が見にくくなってきたり、パソコン作業どきに画面と資料の見え方に不安を覚えたり等、さまざまな問題を感じるようになってきます。
このとうな方が老眼鏡を装用すると、取り外しの作業などが看護のお仕事に多大な悪影響を及ぼします。
●このような方へのお奨め対策:
ご年齢に関係なく、視環境に合った眼鏡を制作されれば良いでしょう。
基本的には、①遠近両用メガネ又は②中近メガネが適していると思われます。
遠視の方のメガネ選び
■軽度遠視の方(凸3.00D以下)■中等度の遠視の方(凸3.25D以上凹6.00D)■強度遠視の方(凸6.25D以上)
遠視と聞けば遠くが見えると思っていた方もいらっしゃることでしょうが、遠視の程度によっては遠くも近くもボヤケル方もおられます。軽い遠視であれば60歳位までは何とか遠くは見えるでしょうが、徐々に遠くもボヤケてこられるでしょう。
また、軽度の遠視がある方にとっては、普段眼鏡を掛けずに生活を送っておられる方も多く、そのような方は、近くの文字などが見にくくなることが早く、手元で行う作業にご不便を感じことでしょう。また、近視の方のメガネ選びでご説明させていただいた「調節力」(手元作業どきのピント合わせ)も年齢と共に、近視の方と同様に衰えてきます。
遠視をお持ちの方は、ご年齢に関係なく、肩こりや頭痛、眼精疲労等を感じる方が多いかも知れません。
1)45歳までの方で、看護のお仕事どきに遠視のメガネを掛けている看護師の方を考える。
●軽度遠視の方(凸3.00D以下)
・35歳前後まで
普段メガネを掛けていなかっても看護のお仕事は可能かも知れませんが、眼精疲労や肩こり等があ
るでしょう。
・40歳までで遠視凸1.00D
普段メガネは掛けていない方。かろうじて看護師のお仕事で手元の作業はできますが疲れると思わ
れます。
・40歳までで遠視凸2.00D
普段メガネは掛けていない方。看護師のお仕事で手元の作業も、場合によってはお手元以外の作業
もボヤケてしまいます。
・40歳までで遠視凸3.00D
普段メガネを掛けている方、掛けていない方に分かれますが、掛けていない方であれば30歳を過
ぎたころから手元の作業にはご不便があり、近くを見る時に眼鏡をかけなければお仕事に支障をき
たすでしょう。
●このような方へのお奨め対策:
眼鏡であれば①遠中近レンズ/②中近レンズなど
●中等度の遠視の方(凸3.25D以上凹6.00D)
●このような方へのお奨め対策:
眼鏡であれば①遠中近レンズ/②中近レンズなど
●強度遠視の方(凸6.25D以上)
●このような方へのお奨め対策:
眼鏡であれば①遠中近レンズ/②中近レンズなど
2)45歳以上の方で、看護のお仕事どきに遠視のメガネを掛けている看護師の方を考える。
このご年齢になってくると、基本的には普段遠くを見るときに眼鏡が必要になると思われます。
●このような方へのお奨め対策:
眼鏡であれば①遠中近レンズ/②中近レンズなど
取り扱い店舗
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。当店では、医師の方の見づらさや眼精疲労等を感じる方に快適なメガネのご提案を行っています。
メガネのアマガンセンター店のこだわりコーナー
・深視力コーナー
・スポーツメガネコーナー
・度付きスポーツサングラスコーナー
・強度近視メガネメガネコーナー
・跳ね上げ式メガネコーナー
・大きいメガネメガネコーナー
・色弱メガネコーナー
・丸メガネコーナー
・メガネ/サングラスこだわり修理コーナー
・ロービジョンコーナー
[最終更新日] 2023年12月19日 /[公開日] 2022年06月04日
カテゴリー:眼鏡屋