ハイカーブ度付きサングラス&ハイカーブメガネ
一般的なメガネはレンズの表面はフラットに近い状態ですが、スポーツメガネやスポーツサングラスのデザインはレンズ径が大きくカーブが付きます。
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ハイカーブレンズについて
目次
一般のメガネレンズでは2~4カーブですが、スポーツメガネ、スポーツサングラスになりますと5カーブ~8カーブになり、レンズが大きくなるほど顔を覆うような強いカーブとなる場合が大半です。
スポーツメガネ、サングラスは広い視野を確保することで、風や埃、花粉が眼に入るのを防ぐことや視野を広くとる目的からハイカーブレンズが用いられます。集中力を発揮できる効果もあるでしょう。
カーブ付きの度付レンズを一般のメガネと同様な度数、加工で製作すると、見え方に違和感(視線のズレや周辺のボヤケ、揺れユガミ)を生じさせ、非常に見づらく、使いにくい仕上がりになってしまいます。この問題を解決した技術が必要です。
一般度入りサングラスとハイカーブ度付きサングラス(スポーツサングラス)
8カーブのレンズは、顔を覆い隠すような湾曲の強い形状で、スポーツサングラスとしては主流のレンズカーブです。
しかし、レンズの湾曲が強いため、歪みが非常に発生しやすいというデメリットがあります。
一般的なメガネフレームは目に対してほぼ平行になりますが、ハイカーブメガネフレームの場合は、レンズが眼に対して角度がついてしまいます。この角度のことを「そり角」と呼んでいます。
そり角が強くなると、1.視線が外方向にズレます。2.横方向の度数を強く感じます。
見え方の問題を解決
一部の高性能なハイカーブレンズは、「そり角を考慮して視線のズレ、度数を補正(レンズ度数を設計)」する事で違和感を少なくしています。
度数補正
ふだんご使用の眼鏡を斜めにして物体を見たときに、従来の見え方とは違った見え方になります。レンズを傾けることで起こるボヤケや歪みを通常通りに近い見え方に矯正することが、「度数補正」の考え方です。レンズの度数を設計することが快適なスポーツメガネ、度入りスポーツサングラス、度付きスポーツゴーグルの製作ポイントです。
この度数補正には、フレームのさまざまなソリ角に応じた最適な見え方に設計する度数算出ソウトによって、装用度数を決定させます。
その後、普段メガネの見え方と、スポーツメガネ(ハイカーブメガネ)の見え方の体験を行わなければなりません。ハイカーブフレームの角度いろいろ・・・5度/10度/15度/20度/25度、これらの角度に合った見え方を体験することが重要です。
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OK:RADARLOCK® PATH® (ASIA FIT)
スポーツ用のサングラス度付きはオークリーのレーダーロックパスが人気|
F:Olive/R:Clear To Black Iridium Photochrom
フレームの幅:138mm レンズの幅:338mm レンズの高さ:50.5mm
衝撃プロテクション
上記標準レンズ(度無し)は、高水準の耐衝撃テストを行っております。様々なシチュエーションや環境条件における“大事な瞳の保護“を、妥協することなく追及し続けております。
ハイカーブメガネ・サングラスにオススメ度付きレンズ
スポーツメガネやスポーツサングラスの度入りを制作する場合に、フレームの形状上レンズの強度、大きさが重要になり、一般のメガネレンズでは製作出来ない場合や、安全性に問題を生じることがありNXTレンズがこのような問題を解決しました。
ICRX NXTレンズについて
今までより、強度が高く、しかもユガミがない。レンズ史上最強の素材、NXT採用。
40年以上前に CR-39 とポリカーボネートが誕生して以来、飛躍的な進歩を見せなかったプラスチックレンズ素材。
その中で上の「レンズ強度テスト」で実証されているように、ポリカーボネートを超える耐衝撃性、軽量さ、耐久性をもち、CR-39 と同レベルの光学クオリティを発揮する素材として登場したのが ” NXT ” です。
NXTは米陸軍による超軽量プロテクター開発プロジェクトから生まれた素材で、銃弾などの強い衝撃にもクラックが入らず、しかも歪みのない正確な視界を実現するという厳しい基準をクリアした次世代マテリアルなのです。
傷に強いうえに優れた耐薬品性を発揮。日常のさまざまなリスクによる破損からガード。
強靭さ、耐クラック性、軽量性、歪みのない光学特性を誇るNXT。
こうした特性により傷が付きにくい上、同時に優れた耐薬品性を発揮します。マニュキュア落とし等に配合されているアセトン、消毒液として一般的なアルコールなど、身近に存在する薬品に対しても「アセトンアルコールテスト」で実証されているように優れた耐破損性を見せます。このICRX NXTレンズは、現在ではインテルカスト・ヨーロッパ社のみが独占製造権を有し、関西地区ではメガネのアマガン センター店が販売しています。
度付きスポーツサングラスとして製作されても、一般のレンズのように表面コーティングによって着色しているカラーレンズの場合とは異なり、練り込みのため表面に多少の傷が付いた場合でも色むらや色抜けを起こしません。
※調光レンズの場合は、練り込みであっても調光剤の特性に基づく経年変化によって色が変わらなくなります。(使用状況に応じて期間は異なります)。ただしその場合もUVカット機能は損なわれません。
その他の度付きハイカーブサングラス・メガネとして
度付きスポーツサングラス製作する為の対応&その他のスポーツメガネ度入り・・・こちらへ(但し、度数製作範囲有り及びスポーツメガネ度数装用トライアル必要です。)
製作店舗のご紹介:
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。
当店では、スポーツどきのサングラウ、度入りサングラス、メガネに関連ずるレンズ、スポーツグラス、度付きゴーグルス等の情報を発信いたしております。
[最終更新日] 2024年02月09日 /[公開日] 2022年06月02日
カテゴリー:メガネ一覧,度付きスポーツサングラス,スポーツメガネ