TEL 06-6411-8965

メガネ&サングラスと紫外線

UVカットはメガネレンズ、サングラスで防ぐをご提案

紫外線に対する関心は日本でも少しずつ高まり、私たちにとって非常に身近なものになりました。紫外線を浴びすぎると人の健康に影響があることがわかってきています。例えば、目において慢性的には「白内障」「翼状片」、急性的には「紫外線角膜炎(雪目)」があり、人体において慢性的には「シワ(菱形皮膚)」「シミ」「日光黒子」「良性腫瘍」「前がん症(日光角化症、悪性黒子)」「皮膚がん」、急性的には「日焼け(サンバーン、サンタン)」「免疫機能低下」があります。

太陽光の光である目に見えない紫外線から目を守る
紫外線から目を守る

目の対策としては、UVカットされているサングラスレンズや、普段眼鏡を掛けている方はUVカットされている度入りレンズを選ぶことが大切です。また、日傘や帽子をかぶることで、より紫外線の浴びすぎを防止することができます。

その他の対策とすれば、外出は紫外線の強い時間帯を避けること、日陰を利用すること、衣服で覆うこと、日焼け止めを上手に使うことが挙げられます。

紫外線は、私たちがカルシウムを代謝する際に重要な役割を果たすビタミンDを皮膚で合成するために必要ですが、同時に、浴びすぎた場合には人体に悪影響を及ぼすことも知っておきましょう。正しい知識を持ち、紫外線の浴びすぎに注意しながら上手に紫外線とつきあっていくことが大切です。

紫外線のこと知っておこう

■日焼け(サンタン)は健康的である 。

日焼け(サンタン)は、私たちの体が紫外線による被害を防ごうとする防衛反応です。

■日焼け(サンタン)は太陽紫外線を防いでくれる。

その効果は小さく、SPF 4程度です。

■曇った日には日焼け(サンバーン、サンタン)をしない。

薄い雲の場合、紫外線の80%以上が通過します。大気中のエアロゾル(もや)は紫外線ばく露を増加させることがあります。

■水の中では日焼け(サンバーン、サンタン)をしない。

水はわずかな紫外線しか防いでくれません(水深50cmで地表面の40%)。また、水面の反射は紫外線のばく露量を増加させます。

■冬の間の紫外線は危険ではない。

一般的に冬の紫外線は弱いが、雪による反射により2倍近いばく露量となります。特に、高い山では顕著です。春先の、気温がそれほど高くない紫外線の強い時は、特に注意が必要です。

■日焼け止めを塗っていれば、非常に長い時間日光を浴びても大丈夫である。

日焼け止めは、太陽に長時間あたるために使用するのではなく、紫外線を浴びることが避けられないときに、防止効果を高めるものです。紫外線防御は適切な使用によって決まります。

■日光浴の途中で定期的に休憩をとると、日焼け(サンバーン、サンタン)を起こさない。

紫外線ばく露は一日をとおして蓄積されていきます。

■太陽の光に暑さを感じない時には、日焼け(サンバーン、サンタン)を起こさない。

日焼け(サンバーン)は私たちが感じることのできない紫外線によるものです。暑さを感じるのは赤外線によるもので、紫外線ではありません。

サンバーン 、 サンタン について

サンバーン(sunburn)とサンタン(suntan)は、日本語ではどちらも“日焼け” と呼ばれていますが、サンバーンは紫外線にあたると数時間後から現れる赤くなる日焼けのことで、サンタンは赤い日焼けが消失した数日後に現れ、数週間から数ヵ月続く肌が黒っぽくなる日焼けのことです。

日焼けの種類 サンバーン 、 サンタン
サンバーンとサンタンの違い

長年浴びる紫外線は危険

痛くもなく、痒くもなく・・・

赤ん坊の日光浴や子供の日焼けは健康に欠かせないと信じられてきましたが、実のところ、古くからの言い伝えで科学的な証拠はなにもありませんでした。 20世紀半ばまでは、世界中で太陽光線を浴びることが良いと信じられ、誰もが実行して来ました。科学の発達のおかげで1960年前後から紫外線がDNAに傷をつけることがわかり、1980年代に入ると、皮膚ガンの発生率が高いオーストラリア、アメリカなどが、国をあげて紫外線対策を打ち出すようになったのです。 日光浴の良いところは精神的な開放感でしょう。あとはビタミンD3 を作るくらいなのです。一方、日光浴で太陽紫外線を浴びれば、表皮のほとんど全ての細胞や、一部真皮の細胞の遺伝子に傷がつきます。 赤ちゃんの頃から繰り返し浴び続ける太陽紫外線によって遺伝子に傷をつけ続けることになり、いつしか遺伝子に間違いが生じて正常な細胞ではなくなり、シミや皮膚ガンができることになるのです。特に子供の頃は細胞分裂も大人に比べ盛んなため、太陽紫外線で傷ついた遺伝子が間違って修復される確立が高いといえます。

子供ほど紫外線の影響をたくさん受けている

知っておきたい紫外線と子どもの眼のこと:

2008年7月7日(月)から北海道洞爺湖でG8サミットが開催されました。その最大のテーマは、地球温暖化対策です。現在オゾン層の破壊で日本でも年々有害な紫外線が増加しています。特に紫外線対策がもっとも必要な子供達に対する具体的な活動が日本では殆ど行われていないのが現状です。成長期の子供が受ける紫外線の量がその後に与える影響が大きいことが医学的にも証明されています。

こどもの紫外線対策には差サングラスが有効
紫外線対策がもっとも必要なのは子供たち

世界保健機構(WHO)は、子供の紫外線対策の必要性を訴え続けています。

子供に紫外線対策が重要な理由として下記の5点を挙げています。

1、 子供時代は細胞分裂も激しく、成長が盛んな時期であり、 大人よりも環境に対して敏感である 。

2、 子供時代(18歳未満)の日焼けは後年の皮膚がんや 眼のダメージ(とくに白内障)発症のリスクを高める 。

3、 生涯に浴びる紫外線量の大半は18歳までに浴びる 。

4、 紫外線被ばくは、免疫系の機能低下を引き起こす 。

5、 子供たちは室外で過ごす時間が多いため、太陽光を浴びる機会が多い。

子供の紫外線対策にはサングラスが重要
子供の紫外線対策

子供ほど紫外線の影響をたくさん受けている オーストラリアで行なわれた疫学調査で、子供の頃に強い太陽紫外線を浴びる環境にいた人が、大人になって皮膚ガンになりやすいことが証明されました。 オーストラリアの白人は、イギリスなど年間の太陽紫外線が少ない所からの移民です。子供の頃に移民すれば、長年にわたり大量に紫外線を浴びることになるわけです。

オーストラリアで生まれた子供や10歳までに移民した人に皮膚ガンが多く発症することがわかったのです。 子供の皮膚は大人に比べて分裂する回数が多いのです。そのため、紫外線で遺伝子に傷をつけたまま遺伝子DNAを合成することが多くなり、遺伝子が元の通りに治らないで間違うことも多くなります。 これまでの多くの疫学調査では、年間の紫外線照射量が多い地域の住民や、屋外労働者に皮膚ガンが多いということの他に、同じ紫外線量でも子供の時に浴びるほど、紫外線の悪い影響が大きいということがわかっています。 一生に浴びる紫外線量のうち50%は、18歳ぐらいまでに浴びてしまうといわれています。 若々しく健康な皮膚を維持するためには、小児期から無駄な日焼けを避けることが重要です。 紫外線から赤ちゃん、子供達を守るのは、我々大人の責任だと思います。 大人の対応によって、子供達をシミ、腫瘍や老化、また皮膚がんから防ぐことができるのです。

製作店舗のご紹介:

メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。当店では、スポーツ競技における紫外線対策のメガネ、度付きサングラス を製作する時の問題を解決していただくフレームコーナーを設置しております。

スポーツメガネ&度付きスポーツサングラス・・・こちらへ


 

[公開日] 2022年01月08日
カテゴリー:メガネ一覧,眼鏡屋


TOPへ戻る