ラグビーメガネ(度入りゴーグル)のご提案
2013年まではラグビーの試合中にゴーグルを装着することは禁止されていましたが、ラグビー専用ゴーグルのトライアル期間を経まして、2019年7月正式に承認されすべてのプレヤーは登録なしに装着できるようになりました。
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はじめに:
イアンマッキンリー氏、左目の視力を失い、一度はプレーをあきらめ引退したが、2014年に現役復帰し、それから3年後の秋、イタリア代表として念願の初キャップを獲得しました。マッキンリー氏は試合中、アクシデントに見舞われ左眼の視力を失いました。その後コーチなどをやっていたのですが、プレーへの想いは断ち切れずにいたとき、ラグビーでも使える、目を安全に保護するゴーグルをイタリアで製造しているRaleri社を知り、これを装着して2014年、現役復帰。
ラグビーゴーグルの第一人者である、元イタリア代表イアンマッキンリー氏が31歳で2度目の引退を発表され、大きな目の怪我をされてアイルランドU-20からの引退を決意されましたが、ラグビーゴーグルの存在もあり見事に復活を遂げられました。『彼はこのゴーグルの承認の為のお手伝いが出来てうれしいです。今後より多くのゴーグルが必要なラグビープレイーを見ることが楽しみです』と語っています。
ラグビーゴーグル:
ワールドラグビーのスタンダードルールに基づいた「ワールドラグビートライアル承認ゴーグル」です。
日本においてはじめてこのラグビーゴーグルを使用したのはラグビー日本代表のリーチマイケル選手です。(2015年頃の使用)
■特徴
・耐衝撃性モデル(EN166合格品)
・曇り止め加工(EN168合格品)
・ヘッドキャップ対応
・クッション部低アレルギーフォーム使用
・フレーム内側に度付きレンズ装着可能
・UVカット機能付き
■サイズ
サイズAはフロント部分が大きくカーブが強い(ヨーロピアンフェイス)鼻の隙間が大きくなることが多い。
サイズBはフロント部分が小さめカーブが緩い(比較的アジアンフェイス向け)鼻の隙間が比較的少ない。
■使用例
1)網膜剥離、眼底骨折、眼窩壁骨折、眼球打撲、網膜振盪症、結膜下出血、虹彩炎や前房出血などによる回復までの保護
2)練習時目の保護
3)度付き矯正の必要な方。メガネが必要な子供から大人の方まで
4)ラグビー選手以外にもプロ野球選手、サッカー選手、格闘技選手などにもご使用可能
5)幼児・小学生~社会人まで
6)コンタクトレンズを着用してプレーされる方(コンタクトレンズの落下防止)
ラグビーゴーグル度付き:
■度付き対応の場合
ゴーグルの内側に矯正レンズ(近視又は遠視又は乱視)を入れるフレームをセットします。
ゴーグルに入れる矯正レンズの素材は耐衝撃性プラスチックレンズでお願いいたします。
目があまり良くないということや、慢性的な目の疾患を抱える人、通常はコンタクトレンズを装用しているが、眼科の先生より装用を控えなければならない
人、および一般の人よりも失明のリスクが高い眼科疾患のある人など、ラグビーが好きという気持ちは他のラグビーマンの方々と変わりません。このような方々がラグビーで眼の安全を促進するラグビーメガネ(度付きゴーグル)のご紹介です。ラグビー競技は、確かにメガネを掛けることの危険度が通常のボール競技と違って、非常に目や顔への怪我へのリスクが高いと思われますが、この危険な眼鏡装用を解消させたラブビー用メガネ(度入りゴーグル)をご紹介させていただきます。
■クリップオンの取り外し/取り付け
1)取り付け
裏面(内側)からクリップオン(度付きレンズ付き)の2又先部分を本体の差し込み部分に
強く挿入します。その際、ゴーグル表面にフォーク型キャップに浮きが出ましたら押して差
し込んでください。
さすのがキツイ場合はキャップを先に抜いてから、内側からクリップオンを差し込み、その
後再度、キャップを入れてください。
2)取り外し
レンズを取る際は、ゴーグル表面にフォーク型キャップを先にお取り頂き、クリップオンの
2又先を押してください(マイナスドライバー、ナイフチップ、
小さなペンチ、はさみ…)十分お気をつけください。
ラグビーでゴーグル着用が承認:
2019年、国際総括団体ワールドラグビー(WR)がゴーグルを正式承認
神戸新聞 朝刊 2019年(令和元年)10月12日 土曜日 社会面掲載
ワールドカップ(W杯)で盛り上がるラグビー。兵庫県立夢野台高校(神戸市長田区)ラグビー部3年の森本一弘さん(18)=同市北区=は先天性の白内障で、目を保護するゴーグルが欠かせない。W杯では今回初めてゴーグルが認められ、着用する選手が登場。森本さんも国際ルールの変更に伴い、公式戦出場が可能となった。近く最後の全国高校大会県予選に臨む。(堀内達成) 高校で競技を始めた森本さんは、スクラムなどでチームの柱となる存在。ただ左目が白内障でほぼ見えず、プレー中に右目にけがを負うと生活が困難になるため、主治医からゴーグル着用を義務付けられている。
国際統括団体ワールドラグビー(WR)がゴーグルを正式承認したのは今年。WRルールに準じる全国高校体育連盟ラグビー専門部も従来、公式戦で着用を認めていなかった。
森本さんにとって転機は昨春、ラグビー部の森岡礼次顧問が認定ゴーグルを知ったことだった。WRは2012年、ゴーグルの試作をメーカーに依頼し、イタリアの「RALERI(ラレリー)」社が認定品の製造元に。14年から日本など各国で試験運用を始めていた。練習試合にしか出られなかった森本さんも取り寄せ、18年の全国高校大会県予選に出ることができた。
WRがゴーグルを認めたきっかけの一つが、元イタリア代表イアン・マッキンリー(29)の存在だ。雑誌「ラグビーマガジン」を発行するベースボール・マガジン社によると、同選手は母国アイルランドで将来を嘱望されたが、試合中の事故で左目を失明して引退。その後イタリアで現役復帰し同国代表に上り詰めた。
今回のW杯ではニュージーランド代表アーディー・サベア(25)が、視力が落ちた目を保護するためゴーグルを着け話題に。日本で代理販売する「ビッグフロント」(東京)によると衝撃に強いのはもちろん、周囲の選手もけがをしないよう設計されているという。 「ゴーグルのおかげで仲間と競技を続けることができた」と森本さん。14日に初戦が予定される県予選で「ベスト8を目指す」と意気込む。
<左写真>
目を保護するラグビー専用のゴーグルを着け、スクラム練習に励む森本一弘さん=神戸市長田区房王寺町2、夢野台高校(撮影・中西幸大)
製作店舗のご紹介:
メガネのアマガンセンター店は、西は神戸市/芦屋市/西宮市と東は大阪市、北は伊丹市/川西市/宝塚市/三田市の間に位置する尼崎市で、1956年に眼鏡専門店として開業いたしました。
当店では、ラグビー用の度入りゴーグルの製作を初め、さまざまなスポーツゴーグル度入り等の製作や情報を発信いたしております。
[最終更新日] 2023年07月16日 /[公開日] 2021年04月09日
カテゴリー:メガネ一覧,スポーツメガネ