★ 子供用メガネの選び方ポイントに!治療を目的にした子供メガネ&おしゃれ子供用めがね、かわいい子どもメガネを重視した子どもメガネといったように目的をハッキリする事が重要です!★


メガネや視力でお困りのことはありませんか?
子ども用メガネ
こどものメガネは眼の機能を正しく発達させる医療用具です。

学童期には、体育の授業やクラブ活動などスポーツの機会が多くなります。
スポーツ時に眼鏡を装用する目的は、大別して二つあり、一つは屈折矯正であり、
もう一つは眼鏡保護です。


目を正しく発達させる目的のメガネ  メディカル・グラス
メガネをかけて正しい位置に焦点を結ぶことにより、眼の機能を発達させる。
鼻パットはシリコンを採用し、幼児の鼻の保護及びズレ防止に対応しており、また、アフターパーツに交換することで高さ等の調整も可能です。
テンプル部には、肌への安全性が高いゴムバンドを使用し、バンド止め部は着脱がスムーズに行なえるよう工夫しております。
メガネを正しい位置にかけなければレンズのプリズム作用等により、焦点が正しい位置に結ばず、眼の機能の発達が遅れると共に眼の疲労が増す。
お子様の小さな顔にもきちんとフィットする為に、お鼻の接する部分を通常のフレームより厚くしました。又、テンプルの先セルをズレにくい様に3段階傾斜にして作りあげています。
こちら
元気なこどもたちのために、超弾性素材(形状記憶)を使用したフレーム。
バネ性がある為、広がっても元にもどります。
スポーツされるお子様や視機能矯正のフレームとして最適 こちら
  • お子様の鼻を考えて、「パッド」によりお鼻にフィットしやすく、ズレにくい!
  • お子様の耳を考えて、「モダンのカーブ設計」により耳にフィットしやすく、高いホールド感を実現!
  • お子様のコメカミと皮膚を考えて、「超弾性ナイロン素材」の使用により安全性とアトピー対策を実現!
◇ 中・高校時代は眼への負担が大きい時期です。知っておきたい、視力を守るノウハウ。
目は知識を吸収する大切な窓口ですから、しっかりと視力を管理しましょう。
受験勉強やパソコン、モバイル機器など、中・高校生の視力をとりまく環境は一段と厳しくなっています。視力は人間にとって大切な思考力、推測力、想像力といった頭脳の働きと密接な関係があります。視力に支障があっては勉強の能率も上がりません。知識をたくさん吸収しなければならない中・高校時代だからこそ、一人ひとりが日頃から、自分の視力を注意深く管理することが大切です。
学習環境
□机、イス、身体に合ったものを使う。
□部屋の照明は、例えば6畳間なら、蛍光灯80ワット程度の明るさで、デスクスタンドを併用する。
□デスク照明は20〜30ワットの明るさを保ち、直接、光が目に入らない利き手反対側の横に置く。(手元の照明は手の影をつくらない位置に)また、部屋全体の照明と机上の照明が基本で、手元だけ明るいのはよくありません。
勉強・読書
□目と文字の距離は、30cm以上離し、正しい姿勢で。
□読書は1時間読んだら、10分間程度休憩をとり、遠くを見て目を休める。
□本を読んだり、文字を書いたりする目を使う勉強と、暗記などの目を使わない勉強を交互にする。
□電車やバスの中では、なるべく本を読まない。
□寝転がって本を読まない。また、ときどき遠くを見て目も気分もリラックスさせれば能率もアップします。
テレビ
□明るい部屋で、2m以上離れて見る。
□調整された鮮明な画像で、画面に光が反射しないようにする。
□1時間見たら、10分間ぐらい目を休める。
□画面の高さは、目線よりやや低くする。
パソコンやコンピュータゲームと視力
テレビと違い、パソコンやコンリュータゲームの場合は、自分から画面に積極的に関わるため、どうしても画面と目の距離が近くなったり、過度に集中したり、長時間見続けてしまうなど、目を酷使する要因が重なります。そこで次のような点はぜひ守りましょう。
□点滅、チラツキのない画面を使う。
□画面のコントラストを強くしすぎない。
□目と画面の距離は40cm以上離し、正しい姿勢で。
□30分間続けたら、5分以上は目を休める。
ビジョンケア:視力に関わる総合的なお世話のご提案を行いたい。
中、高校時代は身体の成長期で、目も構造的に変化しやすくなっています。そのうえ受験勉強などで目を酷使する時期です。半年に1度は専門家による視力測定をうけ、そのアドバイスのもとに視力を管理していくことが大切です。

◇ 子どもの眼の健康にお母さん、お父さんはどんな点に注意したらいい?
見えることが当たり前ではないのです。だから、子どもの視力を守りたい。
赤ちゃんのころには、まぶたや眉毛などの付属物がちゃんと動いているかなどをチェックします。気になることがあれば、乳幼児健診の段階で保健師などに相談しましょう。1歳6か月検診では斜視を、3歳児検診では弱視を発見します。ママも日常生活のなかで、下記にあるようなチェックポイントを確認しつつ、見る力が育っているのか見守ってあげましょう。
もしかしてうちの子眼が悪い?
子どもの目は、小学校低学年くらいまでの間に完成します。この時期に「見る力」をtyけておかないと、取り返しのつかないこともあるってしっていましたか?しかも、テレビゲーム&コンピューター世代の子どもたちにとって、近視は身近な問題。正しい知識を身につけ、子どもの目の健康チェックを守りましょう。
まずは視力に異常はないかな?
□テrビを見るとき、必要以上に近づいて見る
□眼を細めてテレビなどを見る
□横目で本やテレビなどを見る
□本を読むとき、根気がない
□絵や文字を見間違う
□遠くのもの(月など)が2個に見えることがある
□ボールをキャッチするのがニガテ
「近づいて見る」というのは視力低下のサインです。「目を細める」「横目で見る」のは、乱視や遠視、近視などのためにボヤけて見えているため、焦点を合わせようとする行動。このように苦労していると、本などを読むとすぐ疲れますので、それもひとつのサインです。「文字や行を見間違う」「月がダブって見える」のは乱視の可能性が、暗闇の中で明るく光る月は、乱視のチェックに最適です。「ボールをキャッチするのがニガテ」という場合、立体視が育っていない可能性があります。片方ずつ目を隠して遠くの看板などを見せ、視力の差がないかどうかを確認してみましょう。
もしかしたら斜視かも?
□「やぶにらみ」をする
□首をかしげてものを見ようとする
□明るい戸外でまぶしそうに片目をつぶる
□片目を内側に寄せて近くのものを見る
両眼の視線が、正しく目標物に向かっていない状態を「斜視」といいます。片方の目だけで見ているため、「やぶにらみ」になったり、「首をかしげてものを見る」ことがあります。また、遠視の子は光を極端にまぶしがる傾向もあります。遠視が原因の斜視の場合、ピントを合わせるため、水晶体を厚くしようと「目を内側に寄せる」傾向があります。
見えている世界は本人にしかわかりませ
正しく見えているか、はっきり見えている下は、本人にしかわかりません。子どもの場合はとくに、自分から「見え方がおかしい」とは気づきませんから、親が注意して気づいてあげてほしいのです。今は上のチェックにひっかからなくても、今後視力低下する可能性はあります。5〜6メートル先にある看板(同じものがいいですね)などをときどき指さし「何が書いてある?」と聞いてみましょう。視力が下がっていないかどうか、チェックできますよ。

◇ 子どもの視力について
子どもは、学習の約80%を目からの情報にたよっています。
子どもは、ものが見えにくくても、それをなかなか上手に伝えることができません。子どもの成長にとって、とても大切な視力です。いつも注意深く見守ってあげましょう。
視力は6歳ごろまでに完成されます。
お子様の視力保護を育児のひとつとお考えください。
生れたばかりの赤ちゃんの視力は、明暗がわかる程度ですが、生後6か月を過ぎると外界のものが一応見えるようになります。そして、身体の成長とともに視力も徐々に発達していき、6歳ぐらいになると大人と同じような視力になります。
□生後1か月:目の前の手の動きがわかる □生後3か月:視力0.01〜0.02 □生後6か月:視力0.04〜0.08 □1歳:視力0.2〜0.25 □2歳:視力0.5〜0.6 □3歳:視力0.8 □4〜5歳:視力1.0 □6歳:視力1.0〜1.2
視力の発達の大きい目安
□0〜3歳
・さまざまなものを見て感じて「見る力」が育つ
赤ちゃんの目に必要な「部品」は胎内ですでに完成されていますが、「見る力」は未熟。外界からのさまざまな刺激を受けることで、視覚情報を脳が認識し、「見る」ことを学んでいくのです。特別なことは必要ありませんが、室内に閉じこもるのではなく、外に出て空の鳥や地面のアリを見つめるような時間が、とてもたいせつだということを忘れないで。
□経験の中で、色覚や立体視などの力が

日頃から、お子様の眼つき、姿勢、態度などに気をつけるとともに、専門家による視力測定も定期的にうけられることをおすすめします。
子どもの視力は、生まれてからものを見るという自然の訓練を通じて、徐々に発達し、およそ6歳ごろまでに完成されます。もし、この時期に視力に問題があることに気づかず放置しておくと、運動や学習をするうえで大切な思考力、推測力、想像力の発達を妨げることにもなりかねません。子どもにとっての視力は、心身ともに健康な成長をとげるための大切な窓口です。日常のちょっとしたしぐさに注意を払う。それが視力保護の第一歩と言えます。
こんなことありませんか。
□見るとき
・目を細める ・片目をつぶって見る ・顔をまわし ・横目で見る ・頭をい傾けて見る ・あごを引いたり、上げたりして見る 
□学習あそび
・落ち着きがない ・あきっぽいく、根気がない ・集中できない
□目の様子
・目をよくこする ・目をパチパチさせる ・視線が内や外、上や下にずれることがある ・涙をよく流す ・明るい戸外でまぶしがる
□生活
・テレビを近くで見たがる ・よくつまづく、転ぶ ・ひんぱんに頭痛をうったえる
□家族
・両親、兄弟姉妹も視力が悪い
以上のようなことありませんか?
大切な眼を守るために。子どもの眼の健康のために、気をつけてあげたいこと。
□テレビ
・テレビは明るい部屋で2m以上離れて見ましょう。
・調整された鮮明な画像で見ましょう。
・1時間見たら、10分間ぐらい目を休めましょう。
・コンピュータゲームは30分間をめどに休憩をとりましょう。
□勉強/読書
・目と文字の距離は30cm以上離し、正しい姿勢で。
・机やイスは、身体に合ったものを選びましょう。
・寝ながら、本を読まないようにしましょう。
・目を細めて見ないようにしましょう。
□照明
・部屋全体を明るくし、デスクスタンドを併用しましょう。
・スタンド照明は、鉛筆を持つ手と反対側の横に置き、直接目に光りが入らないようにしましょう。
□健康づくり
・食べ物の好き嫌いをなくし、バランスのとれた食事をとりましょう。
・規則正しい生活をおくり、睡眠時間もじゅうぶんにとりましょう。
・戸外での運動や遊びで、総合的な体力づくりをしましょう。
遠視にご注意を!
子どもの視力は調節力が旺盛なことから、簡単な視力測定ではなかなか遠視を発見することはできません。お子様が読書を面倒がるような場合は、遠視の注意信号かもしれません。早めに専門家の視力測定をうけるようにしましょう。
子ども専用のメガネを選びましょう。
・大人用のメガネを小さくしただけのフレームは、なるべく避けるようにした方良いです。
・子どものメガネは、機能性、安全性、掛け心地、デザインなどにも気を配って、子どもの顔にぴったり合ったメガネを選んであげましょう。また子どもは動きが活発なため、メガネの正しい位置がずれたりして、耳や鼻が痛くなったりすることがありますので、つねにメガネの状態に気をつけ、眼鏡専門店で調整してもらいましょう。
・お子様の視力保護にはフレーム選びも大切・・・こちらへ


◇ 子どもの眼の治療は6歳〜8歳までに
子どもの眼はどう育つの。
□新生児
光を感じますが、見えるのは30センチくらいまでの距離
□1〜2歳
左右の目で物を見る両眼視機能が発達する大事な時期
□3歳
3歳時検診で必ず視力検査を受け弱視を発見しましょう
□4〜6歳
色覚、距離感、立体視が大人なみの能力に近づき完成間近です!
□6〜10最
経験を積み重ねて「見る力」は完成。近視になり始める子も
□小学校高学年以降
4〜5年生から近視が急増!悪化させないための努力を
6歳〜8歳が眼の臨界期。トラブルはそれまでに治療を。
身長は10代半ばまで伸びますし、永久歯が生えそろうのは中学生ごろです。しかし、眼が成熟期を迎えるのはもっと早く、6〜8歳にはほぼ完成してしまうという事実はあまり知られていません。逆にいえば、6歳以降、眼の発達は限られてしまうということ。もしなんらかの原因で発達が滞っていても、その時期を過ぎてしまえば対策を打つことが難しくなってしまうのです。それは単に「視力が低い」「焦点が合いにくい」という問題ではなく、脳の「見る力」が育たないということなのです。
眼と脳は非常に密接にかかわっていますから、ひどい遠視などでぼやけた世界ばかりを見て成長していくと、脳は「ぼやけて見える世界」を「普通の世界」と認識してしまいます。その結果、脳の中の「見えた画像を分析する」という力が育たず、弱視になってしまう可能性があるのです。こうなると、その後いくらメガネで矯正しても、視力が上がることはありません。mた、左右の眼で見た画像を脳が読み取り、立体的な映像を頭のなかに描くことを「立体視」といいますが、幼児期に遠視や近視、斜視などのために片方の視力が極端に落ちていると、立体視の訓練ができません。そのため、一生両方の眼で見ることができなくなってしまいます。幼児期は、眼帯で片目を隠すことも厳禁です。

◇ 子供用めがねの調節性内斜視メガネ装用の重要性!
斜視の診断および治療は必ず専門の眼科医にご相談下さい。斜視の診断には、正しい屈折異常の矯正がなされなければなりません。そのためには、調節麻酔薬を使っての他覚的屈折検査が必要です。

子供用メガネで、特に、3歳未満の幼児に対するこどもめがねにおいては、幼児が眼鏡を掛けたがらないケースが見受けられます。この場合が子供メガネ専門店としての役割が重要になります

上右写真は1歳2ヶ月で、両眼+6.00Dのメガネを装用している。両眼+6Dと遠視が強い事。母親も調節性内斜視で幼児の頃から遠視の眼鏡を装用していたとのことで、家族・協力がえられたこともあって、本人は喜んでメガネを装用している写真です。<月刊眼科診療ブラクティス95参照>

◇ 子供(小児&幼児&乳児)が治療を目的にしたメガネをかけたがらない理由を考える
■ はじめに
「この子は帽子もかぶらないんです」メガネを嫌うより顔や頭に何かくっつくのが嫌な乳幼児がいる。治療を目的とした子供メガネの装用はきわめて困難である。しかし、あきらめるわけにもいかない。乳幼児では視力の発達や眼位改善のため、この時期の子供メガネ矯正が不可欠な例があるからである。
■ こどもにおける眼鏡の必要性
子どもでは、T.乳児内斜視=子どもメガネの種類としては「遠視ときにプリズム併用」眼鏡の必要性 U.調節性内斜視=こどもめがねの種類としては「遠視ときに二重焦点」めがねの必要性 V.不同視弱視=子供メガネの種類としては「遠視性不同視」メガネの必要性 W.屈折異常弱視=子供眼鏡の種類としては「両眼の遠視、遠視性乱視」眼鏡の必要性 D両眼の無水晶体眼=こどもめがねの種類としては「高度遠視」眼鏡の必要性 E近視=子供メガネの種類としては「年齢、視力に応じた近視の度数を選択」メガネの必要性等があげられる。このような疾患でメガネ装用が必要であり、弱視では屈折矯正なしに良好な視力は望めず、遠視を伴う内斜視では確実な治療にならず、生涯に問題を残すことになる。
■ 子供に眼鏡が拒否される理由
拒否の理由は年齢層により異なる。乳児では、理由もなく顔の邪魔なものがつくのが嫌である。2〜3歳でも同様であるが、そろそろ周囲の反応にも敏感となり、家族がメガネをどう思っているかに影響される。さらに、幼稚園や学校に行く年齢では、からかわれる、誰もメガネをかけていない、いじめられそうなど周囲の目が気になりはじめる。小学校高学年では、外見上のみならずスポーツに邪魔といった活動面からの問題もでてくる。
■ 小児にめがねをかけてもらうには眼科の先生や視能訓練士、医療スタッフは勿論、我々メガネ店のスタッフや家族、小児にかかわる周囲の人たちすべてに同一の考えが必要と思います。
T.子供にメガネでみえることを実感させる
年齢を問わず、病院で装用試させ見えることを実感された処方箋の元で、治療を目的としたメガネフレームを専門スタッフと共に選ぶことが大切である。とくに、乳幼児では怖がらすことの無いようにフレームを掛けてもらう事が重要で、かけたらすぐにおもちゃ等を持たせ、メガネから気をそらすようにする。小児では、遠くのものをすぐ見させる。
U.小児(4歳以上)であればメガネの必要性を小児自身に説明する。
低年齢児でも、眼鏡がどうして必要かを丁寧に話すと、それなりに納得しかけようとしてくれると経験上思われる。
V.遊び感覚で装用させる
おもちゃのメガネや眼鏡をかけた人気のキャラクターを利用する。
W.メガネをかけた状態をほめる
家族には見えるかどうかは問わずにとにかく可愛い、かっこいいともめてもらう。
X.家族もメガネをかけ、伊達めがねも有効と思われる
家族も家ではメガネ常用し、ときには伊達メガネをかけてもらう。お父さんとお母さんと同じは嬉しい。
Y.無理にはかけさせないがあきらめない
どうしても嫌がる子に、無理にかけさせようとすると精神的負担となり、ときに心因反応引き起こす。しかし、あきらめてしまえば子供の視力や眼位は不良なままである。

◇ 治療を目的にした子供めがねフレームの選び方!
■ 治療を目的ににした子供のメガネフレームの考え方として、子供メガネが「眼鏡処方箋」通り製作されているのは当然であるが、この処方箋通りの子供メガネを、さらに、視機能発達上効果をもたらすためには、成人のメガネより、されに幾つかの細かい点に留意して置かなければならないと思われる。こどもの顔や頭はまだまだ未成熟で、とくに、鼻根が低くズレやすいことや、子どもは活動が激しく、かつ取り扱いが乱暴であるため、堅牢なフレームでなければならない。また、成長期にあるこどもは、フレームがサイズ的に直ぐに合わなくなることがあるので、これらの経済的面からも考慮した治療を目的とした子供用のメガネ選びが重要になってきます。
以上の条件面を少しでも適した子供用メガネフレームとして、増永眼鏡から発売されているコーキをお奨めいたします。この子供眼鏡フレームの特徴なのは、鼻パッドが日本人の小児に相応しく高く盛り上がってある点で、最近の傾向であるメタルフレームでのクリングスパッドでは、装用当初(製作時)ではよい頂間距離を保っていても、すぐに広がり低くなってしまう。次にこの子供メガネフレームはテンプルエンドが二段曲げになっている点も、ズリ落ちなくて、良いフィッティングとなる。また顔幅に対応するフロントフレームサイズは38□14から50□15まで7段階用意されており、子供の各種の顔幅に対応できる。さらにこの子供眼鏡フレームの特徴なのは、テンプルの長さが5ミリ刻みで6段階用意されており、小児に特徴的な、顔幅に比して目〜耳間の短い場合、または長頭の場合など、テンプルのみをちょうどのサイズに付け替えてジャストフィットのフレームにすることができる。なお、子供の成長と共に眼〜耳間が伸びた場合は、テンプル長のみ変更すれば費用的にも好適である。


◇ 子供と弱視とメガネについて!
■ 子供の弱視治療における子供のメガネの果たす役割はとても大きいが、実際の子供用メガネとして、どのような子ども用眼鏡フレームが適しているかという点にまで感心が行き届かない場合が多い、小児の顔は鼻根部が低く扁平で、瞳孔距離が狭いわりに顔幅が広く、また耳介部が低いなどの特徴があり、子供用のメガネのフィッティングは難しいため熟練した眼鏡士の調整が必要とおもわれる。

■ 弱視はなおるの?

視力の発達が抑えられている期間の長さや程度によって、良くなる場合と、ならない場合があります。3歳くらいまでにみつかると、なおる可能性は高くなります。弱視をなおす方法としては、遠視が原因の場合には遠視用のめがねを掛けます。その他の場合は弱視の視力増強訓練を行なう必要があります。弱視の視力増強訓練は遮蔽法という方法で行います。遮蔽法はふつうよい方の目を隠すことによって、弱視の眼を無理に使わせようとする方法です。この方法は病院だけでなく、家庭でもずっと行わないと意味がありませんので、家庭の協力が必要となります。遮蔽法を行なうときには眼科医の指示に従いましょう。また、4歳児以上では視能訓練士による器械を利用した訓練を行います。

■ 弱視とは?

こどもの視力が発達するためには、毎日ものを見ている必要があります。これは眼から受けた刺激を、脳が正しく理解するのに、訓練が必要だからです。訓練といっても、特別なことをするわけではありません。目を開けていろいろなものをみているうちに、眼からの刺激を脳が正しく理解するようになるのです。
それでは、もしこどもの視力が発達する途中で、たえずものを見る訓練ができなかったらどうなるでしょうか?この場合、視力の発達は抑えられ、止まってしまいます。これを弱視といいます。近視でめがねをかけると見えるようになる場合は弱視とはいいません。

■ どうして弱視になるの?

弱視はものを見る訓練が出来ないと起こりますが、ものを見る訓練ができない状態になる原因としては以下のようなものがあります。

T.斜視
斜視があると、両眼視ができないため、ものが二重に見えます。ものが二重に見えると、脳が混乱するため、斜視になっている片方の眼を使わないようになり、使わない方の眼が弱視になる場合があります。これを斜視弱視といいます。
・遠視
遠視があると、近くを見る時も、遠くを見るときもはっきりとみえないため、視力が発達せず、弱視になる場合があります。
・その他
生まれつき、白内障などの眼の病気がある場合、あるいは乳幼児に眼帯を長い間(3〜7日間程度)つけたりした場合、ものを見る訓練ができず、弱視になる場合があります。

                   <資料提供:参天製薬株式会社 田尻>



◇ 子供&斜視とメガネについて!
■ 子供の斜視治療に用いられる子供用メガネは、病院での斜視に対する一般の検査を終えた後決定される。子供用眼鏡の斜視に対する子供のメガネ装用の目的は、調節性輻湊の調整や眼位の矯正である。

■ 斜視はどうやってなおすの?

斜視の原因が遠視の場合は、通常、凸レンズの眼鏡を掛けて、遠視を矯正します。時には調節を改善する目薬を用いることもあります。また、原因が遠視以外の場合には眼の筋肉を調節する手術を行なうことがあります。手術は通常、点眼麻酔で短時間で終わりますが、乳幼児の場合には、全身麻酔で行います。但し、手術で眼の向きをなおしても、両眼視ができない場合がたまにあり、この場合には両眼視のための訓練を行なう必要があります。また、斜視から弱視になっている場合には手術の前や後に弱視の視力増強訓練を行なう必要があちます。
                   
■ 斜視とは?

ふつう、ものを見るときには、右目も左目も両方の眼が、見ようとするものの方向に向いています。ところが、片方の眼が見ようとするものを見ているにも関わらず、もう片方の眼が目標と違う方向を向く場合があります。これを斜視といいます。斜視はこどもの2%くらいにみられる病気です。

斜視は眼の位置によって、内斜視、外斜視、上斜視、下斜視にわけられます。

■ どうして斜視になるのか?

斜視の原因として、次のようなものがあります。

・眼の筋肉や神経などの異常
眼を動かす筋肉や神経にわずかの異常があると、眼の位置がズレ、両目が一緒に正しくものを見ることができず、斜視になります。
・遠視
眼はものを見るときにそのものにピントあわせを行います。近くを見るときには、眼は内側によります。遠視では、強くピントあわせを行なわないと、はっきり見えないため、眼はかなり内側によってしまい、斜視になる場合があります(内斜視)。
・両眼視の異常
遺伝や脳の一部のわずかな異常が原因で、両眼視がうまくできない場合、それぞれの眼がばらばらな方向を見るようになり、斜視になります。
・視力不良
病気やけがで、片方の眼の視力が悪くなると、両眼視ができず、視力の悪い眼が斜視になる場合があります。大抵の場合、その眼は外側を向きます(外斜視)。
・両眼視とは?
両眼視とは、2つ眼で見たものを脳で1つにまとめる働きのことです。両眼視ができないと、ものが二重に見えたりするばかりでなく、立体感を感じることもできません。両眼視は生後1年くらいでできるようになり、6歳くらいには完成します。

■ 斜視はどうやって調べるの?

斜視は両目の向きが異なるため、少し気をつけると、家族の方が見ても分かります。斜視は早期に治療しないと、弱視やものが二重に見える複視の原因になりますので、斜視に気がついたら、はやく眼科を受診しましょう。

・偽斜視とは
あかちゃんは、鼻が低くて、その根元が十分に発達していないために、両方の眼の間が広くなっており、白目の内側が見えない場合があります。外見上は内斜視のようにみえますが、本当は斜視ではありません。これを偽斜視といいます。偽斜視は鼻の根元が成長するに従って、内斜視のように見えていたものが、正常に見えるようになります。

                   <資料提供:参天製薬株式会社 田尻>

子供用眼鏡はレンズが命ですをテーマに!

◇ 子供メガネ選びのポイント!(子供用眼鏡)
■ 子供メガネの選び方の中で、特に、治療を目的とした視機能の発達を優先に
した子供用メガネにおいては、いかに眼科で治療を目的とした屈折矯正が正確になされていても、メガネのフレームが子供の骨格のことや取り扱い面を考慮して設計されたフレームを選ばなかったり、フィッティング(調整)がキッチリと出来るメガネフレームを選ばなかったりした時に生じる、視機能の発達への影響は計り知れないと思われる。子供さんに合っていないメガネの場合などは、治療を目的として作成した子供用のメガネは光学的条件を満たすことができず、子供用眼鏡として視力の発達を阻害することになりかねません。

■ 写真Aの子供メガネは装用者の顔幅に比べてフレームサイズと玉型が大きす
ぎ、またそのうえ、子供用メガネフレームのテンプルが上方から出ているので、視
線はフレームの上内方になってしまい、こどもメガネとして光学的中心(レンズの
中心部)と合致していない。

■ 子供用のメガネは、装用者の顔幅に合ったサイズと耳の高さから考えたテンプ
ルの位置を注意して、フィッティング(調整)を上手に行うと、Bのように、子供
の顔や頭の骨格を考慮したメガネフレームとして光学中心と視線が一致し、そのう
え似合って可愛らしい「子どものメガネ」が出来上がります。



◇ 子どもと近視とメガネについて
■ 子供の近視のメガネを装用すると近視の度を進める、掛けたり外したりはよくない。とよく耳にするが、過矯正の子供用メガネは問題であるが、よく見えることの利点、近視の本質、メガネ装用の有無の程度に関わらずある程度進行すること、掛けたり外したりの悪影響はなく、それぞれ必要に応じてメガネを装用すればよいと思われます。

■ 近視の眼とは?

視力が弱いといえば近視と思われやすいように、近視になってしまった眼には眼鏡矯正が必要となります。しかし、眼鏡は見かけの問題や使用上の不便さから、近視の子供を持つ親に嫌われます。確かに、近視は遠くを見るとぼやけて見にくく不便ですが、近くを見るには眼を近づけさえすれば見えるため、特に不自由はありません。むしろ、正視の人が老眼鏡の必要な頃になっても、近用眼鏡を必要としない場合があり、老視に有利とされています。

■ 近視の何故おこるか

近親は遺伝と環境が互いに作用しあって、その本態はまだ十分に解明されていません。強度近視では、眼軸長(眼球の長さ)が延長していて、遺伝にかかわる場合が多く見られます。一方、軽い近視では環境の影響が大きく、近視になりやすい子供が本を読みすぎたり、コンピューターゲームばかりしていると近視を生じやすいといわれています。近視の進行に関係する因子としては、眼を使う近くの仕事(近業)が最も重視されており、他に調節や眼圧作用なども関係していると考えられています。

■ 近視の予防と進行防止

近視の予防として、@体にあった机と椅子を使う。A適切な証明。B正しい姿勢。Cはっきりとした活字を読む。などが読書をする上で重要と考えられ、積極的な予防法として、遠方を見たり、眼下において器具を使った訓練などが行なわれています。もちろん、健康管理も重要です。近視の進行防止策として、環境因子、特に近業時に毛様体筋(眼の水晶体を調節する筋肉)が異常に緊張するのをやわらげる方法が考えられていますが、現段階おいて、どれも安全なものとは言えません。

近視の進行防止対策
・遠望訓練
・調節の減少
 眼鏡や薬物点眼で調節の負担を軽減することにより、近視の進行が遅れるといわ れています。特に偽近視(仮性近視)には薬物点眼療法がよく用いられていま  す。
・その他
 ハードコンタクトレンズの使用により、近視の進行が遅れるという意見もありま す。

■ 近視の人の矯正は、眼鏡やコンタクトレンズを用いて行なわれるのが一般的です。近視になったからといって、日常生活に支障を来たさなければ、すぐに眼鏡をかけなければならないことはありません。黒板の字が見えにくくなるというような不都合が生じてきたら眼鏡をかけてください。また、眼鏡を常にかける必要はなく、黒板や遠くを見るときなど必要に応じてかければよいのです。眼鏡をかけたりはずしたりしても、近視の度が進むようなことはありません。

眼鏡やコンタクトレンズを作る場合は、眼科の先生に眼の病気や異常などを検査してもらい、適切な眼鏡やコンタクトレンズを処方してもらいましょう。

                  <資料提供:参天製薬株式会社 田尻>




◇ 子供がメガネを掛けているのですが、メガネフレームのつると顔が接触するところが赤くかぶれてしまいます。何かいい方法はありますか?<
●子供メガネのフレーム素材における金属アレルギーと思い
ますが、皮膚科で診断を頂いて金蔵アレルギーと診断された事が前提で、メガネフ
レームの素材を金属ではないフレームを選ばれるのも方法でしょうし、金属の素材
でも形状記憶合金や超弾性合金、NT合金など、比較的金属アレルギーをおこし難
い素材を選ばれるか、万一、金属アレルギーをおこし難い素材を選ばれてもアレル
ギーを引き起こした場合、金属アレルギーカバーとして、透明で目立たないシュリ
ングチューブという保護カバーがあります。海辺の方の潮風対策にも最適です。特
に、見栄えも全く心配もなく、現在お掛け頂いているメガネフレームに装用できま
す。

◇ 6歳の息子が眼科で「遠視」と言われ、メガネを掛けなさいと言われました。遠視と言うのは遠くが良く見えるのに、何故、メガネを掛けなければならないのでしょうか?又、子供メガネは大人のメガネとは違うのでしょうか?
● 遠視は遠くがよく見える眼、と考える方も少なくないかもしれないが、年齢と
遠視の度数によって、遠くも近くもボヤケル現象になります。特に、子供のメガネにおいての遠視は治療を目的としたメガネが必要になります。人間の眼は8歳位で眼屈折系の発育が完成されます。ところが、眼も体の発育と同じで、大きい人、小さい人といった様に眼球の大きさにも個人差がでます。
幼少期での眼球が少し小さい場合に、遠くも近くもボヤケル現象がおこります。ボ
ヤケルという状態は、カメラのピンボケ状況と一緒でカメラのフィルムに焦点が合
っていない状態です。眼に置き換えるとフイルムが網膜にあたり、網膜では焦点が
合っていない状態でピントが合っていません。人間の眼は網膜にピントが合って初
めて、視機能の発達が始まります。幼少期にこの状態が続くと眼に見る力を失う
為、遠視用メガネを掛けることにより、ピントを合わせ視機能を高めていくことに
なります。
つまり、遠視の子供のめがね選びは @堅牢なメガネフレーム Aズレにくいメガ
ネフレーム B似合うメガネフレーム等 視機能の発達に欠か
せない条件が揃った、子供用に設計されたメガネフレームの選び
を優先さ
れた方が良いと思われます。特に、大人用の眼鏡フレームを小さくしただけの「め
がね枠」は避けられた方がよいでしょう。

◇ 子どもがすぐにメガネを外そうとします。
● メガネのレンズ度やメガネフレームが、目、顔に合っていないのかもしれませ
ん。子供メガネの中で治療を必要とするメガネは、子供さんが一日中装用するものです。 常に正しい位置にかけていただけるよう、安全性も考慮されなければなりません。

子供用のメガネ(子供用眼鏡)は、特に、正しい位置にかけなければレンズのプリ
ズム作用等により、焦点が正しい位置に結ばず、眼の機能の発達を遅らせると共に
眼の疲労度が増します。
子供さんの小さな顔にもきちんとメガネのフレームがフィットする為に、お鼻に接
する部分や耳に接する部分において、子供用のメガネのフレームがきっちりフィッ
トしているかどうかで、子供さんが快適に掛けて頂けるメガネかどうかが変わって
きます。
その為、子供の顔の形状を考えて設計された子供用メガネ(眼鏡)フレームが必要
です。子供のメガネフレーム選びのポイントは鼻に肌が接す箇
所を通常のフレームより厚くしたり、耳に接する部分(テンプルの先セル)をズレ
にくい様に3段階傾斜にする
など、工夫された子供用眼鏡をかけさせてあ
げてください。

◇ 子供用メガネの健康保険の適用について


日本では初めて、9歳未満のこども用メガネのうち、「弱視」「斜視」「先天性白内障術後」の屈折矯正の治療に使う眼鏡が、健康保険給付対象として、厚生労働省が、一律(各保険組合)に認めて頂くことになりました。

○給付対象
9歳未満

弱視、斜視、先天性白内障術後

(近視や乱視等の単純な視力矯正眼鏡はダメです。)

○対応年数
5歳未満は前回適用から1年以上

5歳以上は前回適用から2年以上です。

○給付額
<例1>

20,000円の眼鏡を購入した場合

20,000円×0.7=14,000円の支給


<例2>

50,000円の眼鏡を購入した場合、支給上限が設けられています。

算定基礎として、

37,801円(支給上限額36,700×1,03)×0,7

37,801円×0.7=26,460円の支給

○必要な書類
1、眼鏡処方箋

(日本眼科医会発行の医療費控除用処方、又は、通常の眼鏡処方箋と医師の意見書のセットでも可能)

但し、「治療を必要とする症状」の記入が必要です。視力・眼位などの検査結果の記入が必要です。


2、眼鏡購入領収書

但し書きに治療用としての記入が必要です。 例えば、治療用眼鏡「弱視用」


3、療養費支給申請書

保険者が用意してくれます。保険申請の際、その場で記入することも出来ます。各保険所に印鑑、銀行口座番号を忘れずご持参下さい。




◇ 子ども用(小児用)メガネ選びのポイント
■ 子供用治療メガネ(遠視や強度乱視)フレームは、軽さやファション性ばかりに重点がおかれ、子供の特徴ある顔面に満足できるフィッティングを期待できるものは数少ない。子供の顔の特徴として、鼻根部が低く扁平で、瞳孔距離が狭いわりに顔幅が広く、また耳介部が低いなどの特徴がある。特に、治療を目的とした子供用メガネの選び方として、安定したフィッティングを保つために、基本的に子供用メガネには大きな鼻パッドやテンプル先の3段曲げ(右図)などの工夫の見られるセルフレームを子供用眼鏡のプロメガネショップとして推奨しています。

◇ 子ども用(小児用)メガネ選びのポイント
■ 子供用メガネは、体の大きさ、顔の大きさに合わせて選べる豊富なサイズ、しかも、子供用メガネはテンプルを顔の大きさに合わせて取替えられるフレームを選ばれることをお奨めいたします。・・・子供用メガネの選び方のポイント

■ こども用メガネは、低い鼻、低い鼻柱に対して十分安定するよう設計してあること。こども用メガネフレームは、特に、鼻パッドの工夫がされているフレームをお奨めいたします。・・・こども用メガネの選び方のポイント

■ 子ども用メガネは、フィッティングしやすく、掛けたときの安定性がよく、激しい動きに対してフレームがズレないこと。また、子ども用メガネにもう1つ望むことは耐久性にもすぐれていること。・・・子ども用メガネの選び方のポイント

■ 子供用眼鏡は、フレーム全体に角がなく、お子様自身の顔や体を傷つけないことや、お友達の顔や体をキズつけないように設計されていること。丁番ネジ、レンズ止めネジが緩んでこないこと。・・・子供用眼鏡選び方のポイント

■ こども用眼鏡は、ファション性に富んでいることで、かけることに楽しみがもてるデザインのメガネフレームを選ばれること。「かっこいい」「かわいい」メガネ。豊富なモデル数とカラーバリエーションの中でお選びいただくことをお奨めいたします。・・・こども用眼鏡の選び方のポイント